出願番号 |
特願2008-000291 |
出願日 |
2008/1/7 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2008-286778 |
公開日 |
2008/11/27 |
発明の名称 |
周期構造を有するマイクロプレートおよびそれを用いた表面プラズモン励起増強蛍光顕微鏡または蛍光マイクロプレートリーダー |
技術分野 |
食品・バイオ |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
表面プラズモン共鳴光による高感度蛍光顕微鏡およびマイクロプレートリーダー |
目的 |
単純な光学系で操作が簡便な、高感度蛍光検出を実現できる低価格の表面プラズモン励起増強蛍光顕微鏡および蛍光マイクロプレートリーダーを提供する。 |
効果 |
既存の蛍光顕微鏡や蛍光マイクロプレートリーダーを利用することが出来、単純な光学系で操作が簡便な、高感度蛍光検出を実現できる低価格の表面プラズモン励起増強蛍光顕微鏡および蛍光マイクロプレートリーダーを提供できる。 |
技術概要
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表面プラズモン励起増強蛍光顕微鏡(SPFM)1の、本体2のステージ3の上にマイクロプレート4を備え、その上に観測対象の試料Aを搭載する。SPFM1は、通常の蛍光顕微鏡の構成要素である光源、対物レンズ、接眼レンズ、干渉ミラー(ダイクロイックミラー)、干渉フィルター(励起フィルター)、蛍光フィルターと同じものを使用する。マイクロプレート4は、表面に周期構造を有するベース基板と、ベース基板の周期構造の上に形成された金属層と、金属層の上に形成された保護層とを備える。周期構造は一方向に沿って、周期を10〜800nmとさせた複数の溝部を形成させるのが好ましい。これにより、金属層を、表面プラズモンを発生し得る金属で形成させ、マイクロプレート4に、保護層側から光Lを入射させて表面プラズモン共鳴光を発生させる。SPFM1を、蛍光マイクロプレートリーダーとさせて、蛍光を増幅させ、低濃度試料や微量試料の測定をする事が出来る。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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