高分子樹脂成形体およびその製造方法

開放特許情報番号
L2008002677
開放特許情報登録日
2008/6/6
最新更新日
2015/9/18

基本情報

出願番号 特願2007-340418
出願日 2007/12/28
出願人 独立行政法人産業技術総合研究所
公開番号 特開2009-161611
公開日 2009/7/23
登録番号 特許第5344451号
特許権者 国立研究開発法人産業技術総合研究所
発明の名称 高分子樹脂成形体およびその製造方法
技術分野 化学・薬品、有機材料
機能 材料・素材の製造
適用製品 帯電防止部材、各種電子基材、フィルム材料
目的 樹脂本来の物性の低下がなく、高い導電性を有する高分子樹脂成形体を提供する。
効果 この高分子樹脂成形体は、高分子材料と、酸化チタン粒子を表面に分散している炭素材料を含有する高分子組成物からなり、かつ樹脂成形体の表面近傍において炭素材料が露出しているため、高い導電性が達成される。また、炭素材料が露出している範囲は表面から10nm〜10μmと小さく、樹脂本来の機械的物性を損なうことは無い。
技術概要
 
酸化チタンを表面に分散担持した炭素材料を含有する高分子樹脂成形体は、表面の電気抵抗が10↑4Ω/□以下である。高分子樹脂成形体の最表面から10nm〜10μmの範囲に炭素材料が露出している。炭素材料は、カーボンナノチューブ、カーボンブラック、フラーレン、活性炭、グラファイト、ダイヤモンドから選択される少なくとも一つを含む。炭素材料の割合が樹脂成形体の重量に対して0.01〜30wt%の範囲である。酸化チタン粒子は結晶性酸化チタンである。炭素材料の表面における酸化チタン粒子の割合は、炭素材料に対して0.1〜50wt%である。高分子材料と表面に酸化チタンが分散担持された炭素材料を含有する高分子組成物である。この高分子組成物の成形体に酸化チタンの励起光を照射する。酸化チタン粒子を炭素材料の表面に分散担持させる前に、炭素材料の表面を酸処理する。この樹脂成形体は高い電気伝導性を有するため、帯電防止部材、各種電子基材、フィルム材料等、広範な用途へ応用することが可能である。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【 】
改善効果1 この樹脂成形体の表面抵抗は10↑4Ω/□以下と低く、帯電防止剤、各種電子機材等への応用が期待できる。この樹脂成形体は製品として屋外等の紫外線に暴露される環境で使用する際でも、紫外線が樹脂成形体の内部に届くことなく、劣化しない。
改善効果2 この樹脂成形体の表面には光触媒性があるため、抗菌、防汚、防曇、セルフクリーニング特性を有する。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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