出願番号 |
特願2007-338724 |
出願日 |
2007/12/28 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2009-153503 |
公開日 |
2009/7/16 |
登録番号 |
特許第5099765号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
酵素活性の高感度測定方法 |
技術分野 |
食品・バイオ |
機能 |
検査・検出 |
適用製品 |
酵素活性の高感度測定システム |
目的 |
溶液中の酵素活性を高感度、迅速且つ容易に測定する手段を提供する。 |
効果 |
光導波路の表面を疎水処理することで、酵素反応生成物を光導波路の表面に効率良く吸着・濃縮させることができ、これにより白色光等の光源を使用することにより酵素反応生成物の吸収スペクトルを従来の透過法と比較して高感度、簡便且つ迅速に検出・測定できる。 |
技術概要 |
酵素と基質を反応させることにより生じる酵素反応生成物を検出することにより酵素の活性を測定する方法は、疎水処理された表面を有する光導波路を用いて酵素反応生成物を検出する工程を含む。疎水処理された表面を有する光導波路の水接触角が60°以上である。酵素としてβ−グルクロニダーゼを用い、基質として5−ブロモ−4−クロロ−3−インドリル−β−D−グルクロニドを用いる場合には、疎水処理後の光導波路の水接触角を最適には70〜150°とすることができる。疎水処理はシランカップリング剤を用いて行う。シランカップリング剤はオクチルトリクロロシランまたはオクタデシルトリクロロシランである。光導波路は、石英またはガラスである。光導波路はスラブ光導波路である。酵素反応生成物は吸収スペクトルにより測定可能である。基質は、酵素の作用によって基質とは異なる吸収スペクトルを呈する酵素反応生成物を生じさせるものである。光導波路の材質はガラス、石英、プラスチック等であり、好適にはガラス、石英である。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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