出願番号 |
特願2007-328609 |
出願日 |
2007/12/20 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2008-303205 |
公開日 |
2008/12/18 |
登録番号 |
特許第5294242号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
金属配位化合物ならびにこれを用いた発光材料 |
技術分野 |
化学・薬品、電気・電子 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
金属配位化合物ならびにこれを用いた発光材料 |
目的 |
高輝度・高効率発光が可能で耐久性に優れた発光素子、並びに発光素子に使用でき、有機電界発光素子材料、エレクトロケミルミネッセンス(ECL)素子材料、発光センサー、光増感剤、ディスプレイ、写真用材料、レーザー色素、カラーフィルター用染料、光通信、色変換フィルター、バックライト、照明、光増感色素、各種光源等にも適用できる新規な金属配位化合物を提供する。 |
効果 |
この新規な金属配位化合物は、低消費電力で効率よく、可視光領域(特に赤色領域)に高輝度発光を示すことから、化合物を用いた発光素子は、表示素子、ディスプレイ、バックライト、電子写真、照明光源、記録光源、露光光源、読み取り光源、標識、看板、インテリア等の分野に好適である。また、本発明の化合物は、医療用途、写真用材料、UV吸収材料、レーザー色素、カラーフィルター用染料、色変換フィルター、光通信等にも適用可能である。 |
技術概要
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式I(図1)(式I中、Mはイリジウムまたは白金を表す。Nは窒素原子を表す。R↑1〜R↑1↑1は、各々独立に、水素原子または置換基を表す。また、隣接する置換基は結合して環構造を形成してもよい。)で表される部分構造を有する金属配位化合物である。また、式II(図2)(式II中、Mはイリジウムまたは白金を表す。Nは窒素原子を表す。mは1〜3の整数を表す。nは0〜2の整数を表す。m+n=2または3である。R↑1〜R↑1↑1は、各々独立に、水素原子または置換基を表す。また、隣接する置換基は結合して環構造を形成してもよい。Qはカウンターアニオンを表す。kは0〜2の整数を表す。Lは2座配位子を表す。)で表される金属配位化合物である。また、Lは、M−窒素結合およびM−炭素結合を形成する2座配位子、M−窒素結合およびM−酸素結合を形成する2座配位子、M−酸素結合を2つ形成する2座配位子、または、M−窒素結合を2つ形成する2座配位子である金属配位化合物である。また、この金属配位化合物からなる発光材料である。さらに、この発光材料を用いた発光素子である。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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