ストマチン欠失変異体

開放特許情報番号
L2008002640
開放特許情報登録日
2008/6/6
最新更新日
2009/7/31

基本情報

出願番号 特願2007-323401
出願日 2007/12/14
出願人 独立行政法人産業技術総合研究所
公開番号 特開2009-143857
公開日 2009/7/2
発明の名称 ストマチン欠失変異体
技術分野 食品・バイオ、有機材料
機能 材料・素材の製造、安全・福祉対策
適用製品 ストマチン欠失変異体、ストマチンの可溶性中核ドメインの分子機能構造解明、ストマチンの三次元構造の解明、相互作用阻害剤等の医薬品探索
目的 ストマチンがヒト、マウスおよび線虫の接触感覚受容器や痛覚受容器を構成することが発見されたが、その制御機構は未知である。さらに、ストマチンは全生物に存在し、その一次配列は高い保存性を有する。従って、ストマチン分子の知覚センサーやイオンチャネル等機能分子への制御能の精査を可能にするため、或いはストマチンの生体膜機能制御能を阻害或いは修飾する薬剤を開発するため、ストマチンの可溶性中核ドメインの分子機能構造解明が渇望されていた。そこで、ストマチンの結晶を作成し、これを用いてストマチンの三次元構造を明らかにする。
効果 全ての生物由来のストマチンに関する結晶化に最適な欠失変異体が容易に創製でき、そのストマチンの可溶性中核ドメインの結晶に基づき得られる三次元構造を用いれば、その膜脂質との相互作用部位やタンパク質相互作用部位のアミノ酸残基とその立体配置が明らかとなり、相互作用阻害剤等の医薬品探索の候補絞り込みができる。また、このような三次元構造を用いることにより、このタンパク質の複合体形成に関与するアミノ酸残基の配置が明らかとなり、機能変換型のストマチンの可溶性中核ドメインを得るために変異させるべき残基を絞り込むことができる。
技術概要
ストマチンの可溶性中核ドメインからなる欠失変異体をこのストマチンのホモ三量体構造を保持しながら取得し、この変異体の結晶を作成してX線回折を行い、原子座標からストマチンの三次元構造を求める。ストマチンの欠失変異体は、パイロコッカス・ホリコシ由来のストマチンの欠失変異体で、このストマチンの56番目から、213乃至240番目までのアミノ酸配列からなるか、あるいはパイロコッカス・ホリコシ以外の生物由来のストマチンの欠失変異体で、このアミノ酸配列とのアライメントをとるとき対応部分以外の領域を含まず、かつ、アミノ酸配列と35%以上の相同性を有するアミノ酸配列からなる。この変異体から結晶を得る。この結晶の空間群がC2であり格子定数がa=142.6Å、b=137.2Å、c=58.5Å、β=107.6°である。結晶の製造は、欠失置換体を精製した後、トリス塩酸緩衝液(pH7.5)に溶解し、沈殿剤として2-メチル-2,4-ペンタンジオール、硫酸アンモニウム、1,5ジアミノペンタン-塩酸の混液を用い、ハンギングドロップ法により結晶化する。図は、Pyrococcus horikoshii 由来のストマチン可溶性中核ドメインの結晶を示す写真とリボンモデル及び空間充填モデルで表された三次元構造。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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