出願番号 |
特願2009-545433 |
出願日 |
2008/12/10 |
出願人 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
WO2009/075293 |
公開日 |
2009/6/18 |
登録番号 |
特許第5408588号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
カーボンナノチューブの簡便な分離法 |
技術分野 |
機械・加工 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
金属型カーボンナノチューブ、半導体型カーボンナノチューブ |
目的 |
カーボンナノチューブ(CNT)から金属型CNTと半導体型CNTを分離する新規な方法および装置の提供。 |
効果 |
CNTより金属型CNTと半導体型CNTを分離する際に分散・孤立化した状態でCNTを含むゲルを用いて物理的分離手段を施すことにより、金属型CNTと半導体型CNTを短時間に簡便に分離することができる。物理的分離手段は生産規模に応じたスケールアップも容易であるため、工業的規模で行う設備を建設することも適宜行うことができる。 |
技術概要
 |
この技術では、カーボンナノチューブ(CNT)含有ゲルを用いて物理的分離手段により処理することによって、半導体型CNTをゲル中に、金属型CNTを溶液中に存在させて、金属型CNTと半導体型CNTを分離する。CNT含有ゲルは、予め界面活性剤を用いてCNTを分散可溶化し、次に超音波処理を行い、CNTを分散・孤立化させた状態でCNTをゲル中に含ませたものとする。また、物理的分離手段による処理は、CNT含有ゲルを、遠心分離機により遠心分離し、遠心分離によりゲルから溶出した溶液中に金属型CNTを含む溶液画分と、遠心分離により圧縮されたゲル中に半導体型CNTを含むゲル画分とを得たあと、両者を分離することとする。または、物理的分離手段による処理は、CNT含有ゲルを凍結した後、解凍して得られるゲルを圧搾し、ゲルから溶出した溶液中に金属型CNT含む溶液と、圧搾されたゲル中に半導体型CNTを含むゲルとに分離することとする。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
|
特許権実施許諾 |
【可】
|