リンパ管可視化トランスジェニックメダカ及び該メダカを用いたリンパ管新生阻害薬のスクリーニング法

開放特許情報番号
L2008002627
開放特許情報登録日
2008/6/6
最新更新日
2015/9/18

基本情報

出願番号 特願2007-318067
出願日 2007/12/10
出願人 独立行政法人産業技術総合研究所
公開番号 特開2009-136235
公開日 2009/6/25
登録番号 特許第5110580号
特許権者 国立研究開発法人産業技術総合研究所
発明の名称 リンパ管可視化トランスジェニックメダカ及び該メダカを用いたリンパ管新生阻害薬のスクリーニング法
技術分野 食品・バイオ
機能 材料・素材の製造、検査・検出
適用製品 リンパ管可視化トランスジェニックメダカ及びメダカを用いたリンパ管新生阻害薬のスクリーニングシステム
目的 リンパ管新生に影響する物質のスクリーニング方法、該スクリーニング方法に適用するのに有用なトランスジェニックメダカを提供する。
効果 トランスジェニックメダカの稚魚は、リンパ管全体と血管(静脈)の一部においてレポーター遺伝子を発現するので、この稚魚を用いてリンパ管新生阻害薬をスクリーニングすることができる。例えばメダカとして透明なメダカを使用し、プロモーターにGFP、YFPなどの蛍光蛋白質、ルシフェラーゼを含むレポーター遺伝子を連結することで、生きた個体内の細胞を視覚的に観察することができ、薬物候補化合物を含む生理活性物質のリンパ系形成阻害作用をリアルタイムで観察することができる。
技術概要
メダカ由来のVascular endothelial growth factor receptor 3(VEGFR−3)遺伝子のプロモーターの制御下にレポーター遺伝子を連結した遺伝子構築物ないし発現ベクターで形質転換されたトランスジェニックメダカである。また、このメダカに被験物質を作用させ、被験物質のリンパ管の成長に対する影響を評価することを特徴とする、リンパ管新生阻害薬のスクリーニング法である。プロモーターは、配列番号1の塩基配列からなるDNAにおいて、1もしくは複数のDNAが欠失、置換、挿入もしくは付加された塩基配列からなり、かつ、メダカプロモーターとして作用する能力を有するDNAである。図1はリンパ管可視化トランスジェニックメダカの稚魚を示す。図2はリンパ管可視化トランスジェニックメダカの成魚を示す。図3は血球可視化トランスジェニックメダカとの交配したトランスジェニックメダカを示す。このメダカは、リンパ管だけが可視化されていることが確認された。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【改善】
改善効果1 得られたリンパ管新生阻害薬は抗がん剤としてだけでなく、リンパ管腫のようなリンパ管形成異常による疾患の治療薬としても使用できる可能性がある。
改善効果2 レポーター遺伝子として蛍光タンパク質を組み込んだ本発明のトランスジェニックメダカは、蛍光顕微鏡で観察するだけで生きたままリンパ管を可視化することができる。このようなリンパ管可視化トランスジェニックメダカにリンパ管新生阻害薬の候補物質を投与し、そのトランスジェニックメダカのリンパ管新生を蛍光顕微鏡下で観察することで計測し、スクリーニングを行うことができる。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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