晶析方法及び晶析装置

開放特許情報番号
L2008002310
開放特許情報登録日
2008/5/16
最新更新日
2014/3/27

基本情報

出願番号 特願2007-307851
出願日 2007/11/28
出願人 学校法人慶應義塾
公開番号 特開2009-131737
公開日 2009/6/18
登録番号 特許第5466361号
特許権者 学校法人慶應義塾
発明の名称 晶析方法及び晶析装置
技術分野 化学・薬品、その他
機能 材料・素材の製造、その他
適用製品 晶析方法及び晶析装置、微小結晶
目的 従来の晶析方法は主に次の2つの問題がある。@すべての晶析では溶液中の溶質の濃度が溶解度を超えていることが必要になる。すなわち、溶解度以下の溶質は析出しない。希薄な溶液では晶析は生じない。A結晶のサイズと個数のコントロ一ルが難しい。つまり、結晶ができるメカニズムは2段階で核発生と結晶成長があるが、これらを制御することは非常に困難である。そこで、これらの問題を解決し、溶質の濃度が溶解度以下の希薄な溶液でも、結晶を晶析させる技術を提供する。
効果 この晶析方法によると、溶質の濃度が溶解度以下の希薄な溶液でも、結晶を晶析させることができ、得られる微細結晶の大きさを容易に揃えることができ、種晶の大きさが揃っているので、大きさの揃った結晶を得ることができる。また、微細結晶そのものを活用する技術にも適用することができる。粒度分布が狭く揃った微粉末は、各種の添加剤、顔料、医薬などの粉末、塗料用添加剤などに利用することができる。
技術概要
この晶析方法は、溶液中に溶解している溶質である化合物あるいは溶質を反応させた化合物を析出させて晶析させる方法であって、溶液中に気泡を導入し、気泡を形成する気体が溶液中に溶解して気泡が収縮する過程において、気泡表面に化合物を凝集させて析出させ、密度を高めて結晶化させる方法である。気泡が液中で静止状態に維持することが重要で、そのためには浮力の小さい微小気泡(望ましくはマイクロバブル)が最適であり、また、液中にアガロースゲル等の粘性付与剤の微量添加も有効である。溶質は、好ましくは、電解質あるいは溶媒に対して非親和性を示す基をもつ物質である。溶液中の溶質の濃度が、溶解度以下であっても晶析させることができる。適度なタイミングで微小気泡の収縮を止めると、中空殻状の固体微粒子を製造することも可能である。晶析装置は、溶液槽とこの溶液槽下部に設けた気泡発生装置が基本構成である。基本的には、気泡がゆっくり上昇しながら収縮する過程において溶質が析出して結晶化できる程度の深さが必要となる。気泡発生装置は、静かに気泡を放出することと、気泡の大きさを揃えて発生させることが重要である。図は固形物析出メカニズムと微小気泡の収縮過程である。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

登録者名称 学校法人慶應義塾

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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