屋根

開放特許情報番号
L2008002262 この特許が掲載されている活用例集をご覧頂けます
開放特許情報登録日
2008/5/16
最新更新日
2008/5/16

基本情報

出願番号 特願2005-264656
出願日 2005/9/13
出願人 株式会社サワヤ
公開番号 特開2007-077621
公開日 2007/3/29
登録番号 特許第3987550号
特許権者 株式会社サワヤ
発明の名称 屋根
技術分野 土木・建築
機能 環境・リサイクル対策
適用製品 屋根
目的 簡易な構成によって、凹凸条を形成した屋根自体を太陽の直射日光から保護すると共に、屋根が高温となるのを防止する。
効果 被設したシート自体で屋根面へ直射日光が照りつけるのを防止し、折板屋根自体が直射日光により高温となるのを防ぐ効果を有する。そして、通風路内を空気が流通することによって、通風路内の空気を換気して空気が留まって高温となり折板屋根へ影響を与えるのを防ぎ、且つ空気の流通によって通風路内を冷やす空冷効果も得られ、これ等の作用で折板屋根自体の高温化を防止できる。
技術概要
折板で形成された一平面の屋根面へ、凹凸条方向の端部を除いて複数のシートを、互いに間隔を設けて凸条面に近接して被設し、凹条とシートとの空間に通風路を形成し、この通風路上のシート部に複数の通気用透孔を設け、この通気用透孔から前記通風路の換気を行うと共に、シートの浮き上がりを防止した屋根である。図1は、屋根の平面図、図2及び図3は要部断面図であり、屋根1にシート2を張設した構成となっている。透孔9が散在して形成されているシート2を、屋根面上に、屋根1と隙間をおいて張設したことを特徴とする。また、凹凸11、12が一定方向に形成された屋根1面上にシート2を被設し、凹条11とシート2との空間に通風路14を形成し、この通風路14上のシート部に透孔9を設けた。一平面の屋根1の面には、凹凸条11、12方向の端部16を除いた内方から複数のシート2、2が互いに間隔15を設けて被設してあり、この端部16や間隔15を設けた部分から通風路14へ空気の進入が容易となり、空気が自由に出入りして流通できるものとなる。
イメージ図
実施実績 【有】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【 】
改善効果1 通風路上のシート部に複数の通気用透孔を設けてあるため、風路内にいくつもの対流が発生し、この通気用透孔から相当量の空気が速やかに出入りし、通風路内の空気の流通作用を促進させて換気効果と空冷効果を高める。そして、複数の通気用透孔から相当量の空気の出入りが速やかにできることは、シートの表裏間での気流圧力差から生じるシートの浮き上がりによるバタつきや破損を防止し、簡易な被設手段を選択できる効果を有し、シートに溜まる雨水の排水を促す効果もある。
改善効果2 斯かる作用効果を人為的又は機械的に行うもので無く、外気自体を利用して自然のままに行うものであって、特別のランニングコストを必要とせず、また、シートは遮光目的であるため、従来の遮熱目的のパネル材に比べ安価に入手できるから経済的効果も大きいものとなる。

登録者情報

登録者名称 株式会社サワヤ

その他の情報

関連特許
国内 【有】
国外 【有】   
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