地下水排除装置

開放特許情報番号
L2008002241 この特許が掲載されている活用例集をご覧頂けます
開放特許情報登録日
2008/5/16
最新更新日
2010/6/4

基本情報

出願番号 特願2006-217149
出願日 2006/8/9
出願人 株式会社アクア・コントロール
公開番号 特開2008-038543
公開日 2008/2/21
登録番号 特許第4493630号
特許権者 株式会社アクア・コントロール
発明の名称 地下水排除装置
技術分野 土木・建築、生活・文化
機能 機械・部品の製造、安全・福祉対策
適用製品 地下水排除装置
目的 地すべり地帯、地盤改良地帯等の軟弱地盤層に穿設した集水井の内壁面や河川又は海岸に面した土圧支持擁壁から異常気象による局地的集中豪雨と、土木用多重管による強力な集水力により、集水井(ライナープレート)内の水位が急激に上昇するようになり、このことにより集水井に高水圧がかかり、水位より低い箇所にある土木用多重管に逆流し、土木用多重管内より水が地中に流出して間隙水圧が上昇し、地すべりや地山の崩壊する恐れが起こったが、その恐れを解決する地下水排除工法及びその装置を提供する。
効果 軟弱地盤層内に埋設した複数の土木用多重管から土圧支持壁外に排出する水を多重管の下端開口部において逆流させるおそれがなく、局地的集中豪雨時における軟弱地盤層の地下水位の上昇を抑制できる。
技術概要
図1は地中埋設集水多重管及びフラップゲートの縦断面図である。図2は図1の一部拡大図である。図3(イ)図は河川又は海岸における擁壁の縦断面図、(ロ)図はフラップゲート開状態の縦断面図である。図3(イ)、(ロ)に示すように河川又は海岸に接する地形ではコンクリート擁壁2”を土圧支持壁2とする。多重管1は図2、図3に示すように多孔外管13、13内に複数の無孔内管17、17のそれぞれ上端部を接続管16に嵌合し、下端部をそれぞれ下段の接続管16の上端に向けて開口し、無孔内管17の外周と多孔外管13の内周との間に通水間隙tを介在させて外重管1を形成する。接続管16の中程外周にはパッカー(水膨張性ゴム)14を嵌合し、多孔外管15、15をボーリング孔12内に挿入した後パッカー14は水を吸収して外径が拡大し、ボーリング孔12の内周面に圧着し、ボーリング孔12と多孔外管15とを密封し、かつ接続管16とボーリング孔12との止水リングを形成する。ボーリング孔12と多孔外管15及び接続管16との間はパッカー14で止水され多孔外管15と無孔管17との間には間隙tを介在させ多孔外管15、接続管16を含む集水多重管1が形成される。
イメージ図
実施実績 【有】   
許諾実績 【有】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

登録者名称 株式会社アクア・コントロール

その他の情報

関連特許
国内 【有】
国外 【無】   
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