出願番号 |
特願2004-253184 |
出願日 |
2004/8/31 |
出願人 |
国立大学法人埼玉大学 |
公開番号 |
特開2006-071368 |
公開日 |
2006/3/16 |
登録番号 |
特許第4399596号 |
特許権者 |
国立大学法人埼玉大学 |
発明の名称 |
ゲル構造物の製造方法及びこの方法で製造されたゲル構造物 |
技術分野 |
電気・電子、機械・加工 |
機能 |
機械・部品の製造、材料・素材の製造 |
適用製品 |
生体物質の分析や解析、ロボット化、微生物の培養、酵素反応、移送操作の困難性 |
目的 |
容量が微小になっても、反応容器中の培養物や反応物等の試料の移送を容易に行え、場合によっては、そのまま次の分析等の操作に利用できる新たな反応容器等の容器の提供。 |
効果 |
本技術によるマイクロ流路反応器あるいはマイクロベッセルを用いることで、流路及び反応容器内で生体反応を行った後に、生成物をマイクロ流路反応器あるいはマイクロベッセルを構成するポリアクリルアミドゲルにそのまま移行させて、次の操作、例えば、電気泳動分離、核酸増幅反応、酵素処理反応、微生物増幅反応等を行うことができる。 |
技術概要
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この技術は、内部及び/又は表面に、溝、部屋及び流路の少なくとも1つを有するゲル構造物を製造する方法であって、光重合性モノマー及び光重合開始剤を含有するモノマー組成物の層に部分的に重合用光を照射して層の一部を重合させてゲル化し、次いで光未照射部分の未反応のモノマー組成物を除去して、溝及び/又は穴を有するゲル状シート(ゲル状シートA)を作成し、少なくとも1つの溝及び/又は穴を有するゲル状シートAと、溝及び穴を有さない少なくとも1つのゲル状シート(ゲル状シートB)とを貼り合わせることで、溝、部屋及び流路の少なくとも1つを有するゲル構造物を形成する。ゲル構造物は、例えば、光重合性モノマーがアクリルアミドである場合、流路及び反応器の少なくとも一部の壁面がポリアクリルアミドゲルで構成されるマイクロ流路反応器、あるいは、反応器の少なくとも一部の壁面がポリアクリルアミドゲルで構成されるマイクロベッセルであることができる。 |
実施実績 |
【試作】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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