出願番号 |
特願2006-044397 |
出願日 |
2006/2/21 |
出願人 |
国立大学法人埼玉大学 |
公開番号 |
特開2007-223826 |
公開日 |
2007/9/6 |
発明の名称 |
耐熱性活性炭およびその製造方法 |
技術分野 |
機械・加工、無機材料 |
機能 |
材料・素材の製造、洗浄・除去 |
適用製品 |
吸着能力、大気や水質の浄化、改質、スタッドレスタイヤ、補強充填剤 |
目的 |
例えば、200℃前後の処理温度で不活性ガス中で長時間加熱しても、自己酸化が進行し、構造が破壊されて吸着能力は減少しない、いわゆる耐熱性を有する活性炭の提供が望まれており、耐熱性を有する活性炭があれば、高温再生可能であり、触媒担体としても使用できる可能性もあることに鑑み、耐熱性を有する活性炭の提供。 |
効果 |
耐熱性を有し、高温再生が可能であり、触媒担体としても使用できる可能性がある、耐熱性活性炭を提出することができる。 |
技術概要
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この技術では、耐熱性活性炭は、活性炭の表面に珪酸塩、珪酸またはゼオライトを担持したものである。活性炭が、本来有する吸着機能や疎水性を維持しつつ耐熱性を付与するという観点から、珪酸塩、珪酸またはゼオライトの担持量の設定が重要である。これら物質の担持量が少なすぎれば、耐熱性は付与できず、多すぎると吸着機能や疎水性に悪影響を与える。そのような観点から、珪酸塩、珪酸またはゼオライトの担持量は、0.05〜10質量%の範囲であることが適当である。耐熱性活性炭は、通常の未処理の活性炭に比べて、耐熱性が付与されている。ここで、耐熱性とは、例えば、不活性ガス雰囲気中で500℃における質量減少率が10%以下である。活性炭の表面に珪酸塩を担持した耐熱性活性炭は、活性炭を珪酸塩水溶液に浸漬し、次いで活性炭を珪酸塩水溶液から分離して、活性炭の表面に珪酸塩を担持した耐熱性活性炭を得る方法で調製できる。 |
実施実績 |
【試作】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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