受粉済み蕾(つぼみ)の選別装置

開放特許情報番号
L2008002201 この特許が掲載されている活用例集をご覧頂けます
開放特許情報登録日
2008/5/2
最新更新日
2011/11/18

基本情報

出願番号 特願2006-244508
出願日 2006/9/8
出願人 国立大学法人岩手大学
公開番号 特開2008-064681
公開日 2008/3/21
登録番号 特許第4839441号
特許権者 国立大学法人岩手大学
発明の名称 受粉蕾の検出方法及び装置
技術分野 食品・バイオ、輸送
機能 検査・検出、制御・ソフトウェア
適用製品 生花の出荷適正時期の判定・選別装置
目的 花卉の蕾や花びらの成熟度の非破壊的検出手法を提供し、出荷後に品質低下を起こし商品価値を低下させる過熟な部位を出荷前に事前除去することを可能とする装置です。
効果 花卉の老化を近遠赤外線で検出することで、市場価値の高い花卉のみを事前に選別して出荷できます。
技術概要
 
この技術は、光学的計測手法を用た受粉蕾の高精度な検出方法として、可視・近赤外線を照射したときの反射特性、吸光特性において、受粉蕾と未受粉蕾では顕著な違いが認められることに基づく。技術内容としては、(1)植物の蕾に、可視光から近赤外線領域の光を照射し、蕾表面の反射特性又は吸光特性の違いに基づいて受粉蕾か未受粉蕾かを検出する方法。(2)受粉蕾及び未受粉蕾に特定の波長帯域の光を照射し、それらの反射率を測定し、未受粉蕾の既知の反射率と比較して、反射率の差が特定の率であった場合に蕾を受粉蕾として検出することを含む、(1)に記載の方法。また、受粉蕾及び未受粉蕾を、赤外透過フィルタを用いて画像化し、花弁表面の微小な凹凸や輝度差を画像の輝度の差として比較することを更に含む。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】
実施権条件 協議により決定いたします。
対価条件(一時金) 【要】 
対価条件(ランニング) 【要】 
希望譲渡先(国内) 【可】 

アピール情報

導入メリット 【改善】
改善効果1 劣化の恐れが少ない花卉のみを出荷可能となることで、商品の市場価値が高まる。
改善効果2 見分けのつきにくい蕾内での受粉の有無を非破壊的に検査が可能となり、選別作業効率が向上する。

登録者情報

技術供与

ノウハウ提供レベル
量産仕様の提供 【可】
特殊仕様の提供 【可】
その他の開示 【有】
その他1 秘密保持契約締結の上、試作機見学が可能。
コンサルティング 【可】
期間 協議により決定。
コンサルティング料 【要】協議により決定。

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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