出願番号 |
特願2004-351712 |
出願日 |
2004/12/3 |
出願人 |
国立大学法人埼玉大学 |
公開番号 |
特開2006-161896 |
公開日 |
2006/6/22 |
登録番号 |
特許第4328859号 |
特許権者 |
国立大学法人埼玉大学 |
発明の名称 |
アクティブ除振装置 |
技術分野 |
機械・加工 |
機能 |
機械・部品の製造、免振・制振 |
適用製品 |
電磁石の吸引力、推力、機械的な仕事、振動、空圧(エア)アクチュエータ、複合アクチュエータ |
目的 |
複合アクチュエータの制御機構は極めて複雑であり、結果的にアクティブ除振装置が大型化するという問題点があるものの、電磁アクチュエータだけを用いて構成したのでは、推力が小さいということに鑑み、小型で推力の大きい電磁アクチュエータを提供し、また、それを用いたアクティブ除振装置を提供することの実現。 |
効果 |
この電磁アクチュエータは、小型であっても強い推力を発揮することができる。また、この電磁アクチュエータを使用するアクティブ除振装置は、小型に構成することができ、複雑な制御系を必要としない。 |
技術概要
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この技術は、電磁アクチュエータの可動子の移動経路に存在し、且つ、磁気回路の一部を構成するギャップに、強磁性体の粒子を含む弾性体を配置する。そのため、ギャップの比透磁率が高くなり、電磁アクチュエータの推力が向上する。また、弾性体は、電磁アクチュエータにコイル電流が印加されたときの可動子の移動を許容する。例えば電磁アクチュエータは、EI型の構造を有し、継鉄と可動子との間のギャップは、強磁性体の粒子を含むゴム状の弾性体で満たされている。強磁性体粒子は、比透磁率が大きく保持力が小さい軟磁性材料の鉄粉であり、この粒子と弾性率の大きいシリコンゴムとを混合、調製して弾性体が生成される。この強磁性体粒子が含まれた弾性体を電磁アクチュエータのギャップに配置したことにより、ギャップの比誘電率がエアギャップに比べて高くなり、そのため電磁石の吸引力が大きくなる。また、弾性体は、可動子の能動的な動きを許容する。 |
実施実績 |
【試作】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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