| 出願番号 | 特願2006-051966 | 
	
	| 出願日 | 2006/2/28 | 
	
	| 出願人 | 国立大学法人埼玉大学 | 
	
	| 公開番号 | 特開2007-229733 | 
	
	| 公開日 | 2007/9/13 | 
	
	| 登録番号 | 特許第4487072号 | 
	
	| 特許権者 | 国立大学法人埼玉大学 | 
	
	| 発明の名称 | レーザカラーマーキング方法 | 
	
	| 技術分野 | 機械・加工 | 
	
	| 機能 | 制御・ソフトウェア、表面処理 | 
	
	| 適用製品 | 銀ナノ粒子、フルカラー、振動モード、表面プラズモン、ナノ粒子、粒子径 | 
	
	| 目的 | 銀のナノ粒子は、直径10〜20nmで黄色に発色し、直径25〜35nmで赤、直径35〜45nmで赤紫、直径50〜60nmで青紫、直径70〜80nmで青、直径120〜130nmで緑に発色することが知られており、このナノ粒子の直径を正確に制御することができれば、黄色、赤色、青色の3原色の発色が可能になり、一種類の金属のみでフルカラーレーザマーキングが実現できるため、銀の粒子径を制御して多数の色を発色させることができるレーザカラーマーキング方法の提供。 | 
	
	| 効果 | このレーザカラーマーキング方法では、銀を用いて3原色の全てを発色させることができるため、フルカラーマーキングが可能である。また、複数の金属を使って三原色の組合せを得る場合と違って、一つのレーザ装置だけで3原色の全てを発色させることができる。即ち、1つの金属膜で1本のレーザを使って、安価に、高速にフルカラーマーキングを実施することができる。 | 
	
	| 技術概要 
  | この技術では、レーザカラーマーキング方法は、銀の薄膜を生成する第1のステップと、銀の薄膜にレーザを照射して銀を粒状化する第2のステップとを含んでいる。この方法では、銀をナノ粒子化することによって多数の色を発色させることができる。すなわち、銀の薄膜を銀鏡反応によって作成し、この薄膜にレーザを照射して銀を粒子化する。銀薄膜は、基板となる石英ガラスの上に銀鏡反応で作成している。この反応では、0.1mol/lの硝酸銀溶液に濃度12%のアンモニア水を混入して銀をアンモニア錯体とした銀液と、濃度5%のグルコースに0.1mol/lの水酸化ナトリウムを混ぜてアルカリ性にした還元液とを用意し、これらを素早く混ぜ合わせて、石英ガラスを置いたシャーレに入れ、攪拌する。この処理で石英ガラス上には銀薄膜が形成される。 | 
	
	| 実施実績 | 【試作】 | 
	
	| 許諾実績 | 【無】 | 
	
	| 特許権譲渡 | 【可】 | 
	
	| 特許権実施許諾 | 【可】 |