耐酸化材料及び耐酸化材料の製造方法
- 開放特許情報番号
- L2008002085
- 開放特許情報登録日
- 2008/4/25
- 最新更新日
- 2012/7/27
基本情報
出願番号 | 特願2006-174418 |
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出願日 | 2006/6/23 |
出願人 | 国立大学法人島根大学 |
公開番号 | |
公開日 | 2008/1/10 |
登録番号 | |
特許権者 | 国立大学法人島根大学 |
発明の名称 | 耐酸化材料及び耐酸化材料の製造方法 |
技術分野 | 金属材料 |
機能 | 材料・素材の製造 |
適用製品 | 耐酸化材料 |
目的 | 高耐酸化性を有する耐酸化材料を提供する。 |
効果 | この耐酸化材料は、高比強度で、高温強度が高く、耐酸化性に優れているので、例えば、乗用車用ターボチャージャーの排気タービン側の部品や、ジェットエンジンのブレード等の、高比強度で、高温強度が高く、耐酸化性に優れていることが要求される、部品などに幅広く、利用することができる。また、この耐酸化材料の製造方法を用いれば、高比強度で、高温強度が高く、耐酸化性に優れた、耐酸化材料を製造することができる。 |
技術概要![]() |
TiAl金属間化合物の熱膨張率は、8.7×10↑−↑6(1/K)であり、NbSi↓2の熱膨張率は、11.7×10↑−↑6(1/K)である。通常、母材と、母材の表面にコーティングされる材料との熱膨張差が、約2×10↑−↑6(1/K)以下であれば、各材料との熱膨張差により、母材の表面にコーティングされた材料は、母材の表面から剥離を起こさない。Nb層とNbSi↓2層との間に、Si濃度を傾斜分布させることで、熱膨張率を緩和して、母材の表面にコーティングされる材料の母材の表面からの剥離を起こさないようにする。TiAl金属間化合物表面に、酸素を透過しない緻密なコーティング膜(NbSi↓2層)を形成し、且つ、酸素を透過しない緻密なコーティング膜が、TiAl金属間化合物の表面から剥離しないようにする製造する。TiAl金属間化合物31の表面上に、Nb層32を有し、Nb層32上に、NbSi↓2層34を有し、且つ、NbSi↓2層34とNb層32との間に、NbSi↓2層34側からNb層32に向かって、Siを、高い濃度から低い濃度に傾斜させたSiの濃度勾配を有する、Siが拡散したNbSi層33を有する。 |
実施実績 | 【無】 |
許諾実績 | 【無】 |
特許権譲渡 | 【可】 |
特許権実施許諾 | 【可】 |
登録者情報
登録者名称 | |
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その他の情報
関連特許 |
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