出願番号 |
特願2007-015127 |
出願日 |
2007/1/25 |
出願人 |
独立行政法人国際農林水産業研究センター、独立行政法人森林総合研究所 |
公開番号 |
特開2008-178355 |
公開日 |
2008/8/7 |
登録番号 |
特許第4065960号 |
特許権者 |
国立研究開発法人国際農林水産業研究センター、独立行政法人森林総合研究所 |
発明の名称 |
エタノール及び乳酸の製造方法 |
技術分野 |
化学・薬品、有機材料 |
機能 |
材料・素材の製造、その他 |
適用製品 |
エタノール、乳酸 |
目的 |
オイルパーム幹から高収率かつ安価に製造することができるエタノール及び乳酸の製造方法を提供する。 |
効果 |
本発明の何れの製造方法においても、廃棄物としてしか扱われなかった伐採オイルパーム幹の樹皮以外の組成物を原材料とし、高収率、安価にエタノール、乳酸をそれぞれ製造できるばかりでなく、伐採オイルパーム幹に対する資源価値を高め、持続的なオイルパーム産業の確立と環境負荷の低減化が可能となる。なお、エタノールはガソリン添加剤、エチレンなどの化学原料として用いられ、乳酸は生分解性プラスチックであるポリ乳酸の原料として利用できると共に、いずれも食品添加物としてビール等の製造や医薬品や医薬部外品等の製造にも利用できる。 |
技術概要 |
オイルパーム幹から採取した樹液と、樹液を採取した後のオイルパーム幹の繊維を加水分解処理して得た単糖、及びオリゴ糖の混合糖液とを混合し微生物で発酵して得られるエタノール、及び乳酸の製造方法である。なお、エタノール発酵の際に用いる微生物としてサッカロミセス属酵母ザイモモナス属細菌などが挙げられ、乳酸発酵の際に用いる微生物としてラクトバチルス属細菌、ストレプトコッカス属細菌などが挙げられる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
実施権条件 |
平成10年6月29日付特総第1173号特許庁長官通達「特許権等契約ガイドライン」に基づき、案件ごとに協議のうえ決定。 |
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