Pb蓄積能を有するコケ植物の原糸体を用いたPb浄化方法及びその装置

開放特許情報番号
L2008001851
開放特許情報登録日
2008/4/4
最新更新日
2018/1/23

基本情報

出願番号 特願2009-501225
出願日 2008/2/25
出願人 国立研究開発法人理化学研究所
公開番号 WO2008/105353
公開日 2008/9/4
登録番号 特許第5388124号
特許権者 国立研究開発法人理化学研究所
発明の名称 Pb蓄積能を有するコケ植物の原糸体を用いたPb浄化方法及びその装置
技術分野 食品・バイオ
機能 洗浄・除去
適用製品 コケ植物原糸体、Pb浄化方法、Pb浄化装置
目的 様々な環境下で生育可能かつ実用的な植物を用いた水質浄化方法及び水質浄化装置の提供。
効果 この技術のPb浄化方法及びPb浄化装置を用いることにより、Pbを含有する複合汚染水からPbを選択的に除去することができる。さらに、各種の重金属元素を選択的に蓄積する他のコケ植物と組合せた浄化システムを構築することで、より完全な浄化システムの提案と実用が可能となる。
技術概要
 
この技術では、Pb蓄積能を有するコケ植物の原糸体をPb含有汚染水と接触させることを含むPb浄化方法を提供する。コケ植物の原糸体は、ヒョウタンゴケ属(Funaria)、ツリガネゴケ属(Physcomitrium)及びヒメヒョウタンゴケ属(Entosthodon)からなる群より選択された1種以上のコケ植物由来とする。また、コケ植物の原糸体が、Cu、Zn、Co及びAsの重金属類に耐性を有するものとする。さらに、コケ植物の原糸体が、pH5〜12の環境下で生育阻害されないものとする。また、コケ植物の原糸体が、原糸体乾燥重量の最高70%又はそれ以上のPb蓄積能を有するものとする。さらに、収容槽と、槽に収容されたPb蓄積能を有するコケ植物の原糸体の懸濁液とを含む、Pb浄化装置を提供する。このPb浄化装置においては、槽はPb含有汚染水を供給するための供給口と、浄化済み溶液を排出するための排出口とを備える。また、槽がその内部に原糸体を保持しかつ液を透過する2又はそれ以上の隔壁を備えるものとする。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

アピール内容 実施許諾の可否・条件に関する最新の情報は、(独)理化学研究所連携推進部 知財創出・活用課までお問合せ下さい。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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