微生物に対する突然変異誘発方法
- 開放特許情報番号
- L2008001814
- 開放特許情報登録日
- 2008/4/4
- 最新更新日
- 2015/6/18
基本情報
出願番号 | 特願2007-158580 |
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出願日 | 2007/6/15 |
出願人 | 独立行政法人理化学研究所 |
公開番号 | |
公開日 | 2008/12/25 |
登録番号 | |
特許権者 | 国立研究開発法人理化学研究所 |
発明の名称 | 微生物に対する突然変異誘発方法 |
技術分野 | 食品・バイオ、化学・薬品 |
機能 | 材料・素材の製造、安全・福祉対策 |
適用製品 | 突然変異微生物株、突然変異微生物株のライブラリー |
目的 | 微生物に対し、突然変異率が高く、かつ幅広い突然変異を効率的に誘発することのできる新たな手段を提供する。 |
効果 | 微生物の遺伝子に多様な変異(挿入変異、欠失変異、及び/又は点変異)を広範囲にかつランダムに、また高頻度で導入することができる。 |
技術概要![]() |
この発明の微生物に対する突然変異誘発方法は、微生物菌体に、500〜1200keV/μmの線エネルギー付与(LET)を有する重イオンビーム(鉄イオンビーム、キセノンイオンビーム、またはクリプトンイオンビームなど)を照射し、微生物の遺伝子に、挿入変異、欠失変異、点変異などの変異を導入することを特徴とする。欠失変異の大きさは200bp以上であり、この方法により突然変異微生物株、突然変異微生物株のライブラリーが得られる。この突然変異誘発方法の対象となる微生物は、例えば、抗生物質、生理活性物質、酵素(医薬用・臨床検査用・遺伝子工学用・産業用)、機能性食品素材などの有用物質を生産する微生物であれば特に限定はされず、属や種を問わない。また、得られた突然変異微生物株は、通常の野生型の微生物と同様な方法により培養・増殖が可能であり、有用物質の高生産菌のスクリーニング、特定の遺伝子の機能を解析するためのツールとして利用することができる。図は、炭素イオンビーム照射区におけるショ糖耐性株の出現数を示す。 |
実施実績 | 【無】 |
許諾実績 | 【無】 |
特許権譲渡 | 【否】 |
特許権実施許諾 | 【可】 |
アピール情報
導入メリット | 【 】
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アピール内容 | 実施許諾の可否・条件に関する最新の情報は、(独)理化学研究所連携推進部 知財創出・活用課までお問合せ下さい。 |
登録者情報
登録者名称 | |
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その他の情報
関連特許 |
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