出願番号 |
特願2007-059935 |
出願日 |
2007/3/9 |
出願人 |
国立大学法人 宮崎大学 |
公開番号 |
特開2008-222463 |
公開日 |
2008/9/25 |
登録番号 |
特許第5011535号 |
特許権者 |
国立大学法人 宮崎大学 |
発明の名称 |
レゾルシノール系ポリマーを前駆体とした高比表面積炭素とその製造方法及び用途 |
技術分野 |
有機材料、無機材料、電気・電子 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
簡便な操作で得られ、高性能分離剤、吸着剤、物質貯蔵剤、繊維・ゴム・フィルム・プラスチック製品・インキ・塗料・接着剤などへの添加剤、各種電極材、断熱材等として利用される。 |
目的 |
炭素に高比表面積を賦与することにより、電気的、化学的、熱的、物理的に優れた機能を特異的に発現させることができる炭素、その製造方法、及びその用途を提供する。 |
効果 |
高比表面積を有するため、特に、電池の電極材料、電気二重層キャパシタ材料のような分野において今後大いに利用され、産業の発展に寄与するものと期待される。 |
技術概要
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塩基性縮合剤の存在下、アルキルアンモニウム塩及びアルキルアミンよりなる群から選択された1種以上の界面活性剤と水を1:120〜1200のモル比で混合した溶液に、レゾルシノール類の芳香族環に2個以上のヒドロキシル基が置換した構造を持つフェノール類の中から選択された1種類以上のモノマーと、アルデヒド類の中から選択された1種以上のモノマーとを加え、反応させて共重合体を生成させ、共重合体をアルコール類の中から選択された1種類以上の溶媒と酸の混合溶液で処理して得られた高分子化合物を不活性雰囲気下で焼成する炭素の製造方法において、混合溶液での処理を2回以上行うことにより高比表面積を有する炭素を製造する。尚、この炭素は、直径100nm〜2μmの粒子が連結した形態と1500m↑2/g以上のBET比表面積を有する。更に、炭素を含み、多用途に使用される汎用性機能材料を製造する。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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