出願番号 |
特願2006-211045 |
出願日 |
2006/8/2 |
出願人 |
国立大学法人金沢大学 |
公開番号 |
特開2008-039472 |
公開日 |
2008/2/21 |
登録番号 |
特許第4734647号 |
特許権者 |
国立大学法人金沢大学 |
発明の名称 |
胸腺腫合併重症筋無力症の診断方法 |
技術分野 |
電気・電子、生活・文化 |
機能 |
検査・検出、安全・福祉対策 |
適用製品 |
末梢血、神経・筋伝達、筋肉、易疲労性、脱力、自己免疫疾患 |
目的 |
胸腺腫合併MG患者と胸腺腫非合併MG患者について、その免疫学的特徴を比較した報告はなく、両者を区別する有用なマーカーについても知られていないことに鑑み、胸腺腫合併MGの免疫学的特徴を解明し、MG患者における胸腺腫合併の有無を簡便かつ早期に診断する方法の提供。 |
効果 |
胸腺腫合併MGの免疫学的特徴を初めて明らかにしたもので、その治療及び診断において極めて有用である。MG患者における胸腺腫合併の有無を簡便かつ早期に診断することが可能であり、胸腺腫合併MG患者の治療と予後の改善を図ることができる。 |
技術概要 |
この技術は、被験者から単離した末梢血中における、IL−12p40及び/又は抗IL−12p40抗体のレベルを指標として、被験者の重症筋無力症と胸腺腫の合併の有無を検査する方法とする。この検査では、IL−12p40及び/又は抗IL−12p40抗体の量が健常人に比較して有意に高い場合に、被験者は胸腺腫を合併した重症筋無力症である可能性が高いと評価できる。IL−12p40及び/又は抗IL−12p40抗体に加えて、抗IL−12p70抗体、抗アセチルコリン受容体抗体、及び抗リアノジン受容体抗体から選ばれる1又は2以上のレベルをさらに指標としてもよい。その場合、IL−12p40レベル及び/又は抗IL−12p40抗体のレベルと、抗IL−12p70抗体、抗アセチルコリン受容体抗体、及び抗リアノジン受容体抗体から選ばれる1又は2以上のレベルがともに健常人に比較して有意に高い場合に、被験者は胸腺腫を合併した重症筋無力症である可能性が高いと評価できる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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