砕石による地盤改良工法

開放特許情報番号
L2008001503
開放特許情報登録日
2008/3/28
最新更新日
2014/5/1

基本情報

出願番号 特願2004-196165
出願日 2004/7/2
出願人 折戸 清治
公開番号 特開2006-016860
公開日 2006/1/19
登録番号 特許第4566634号
特許権者 株式会社グランテック
発明の名称 地盤の改良方法
技術分野 土木・建築
機能 環境・リサイクル対策、免振・制振
適用製品 住宅地盤
目的 軟弱な住宅地盤を多数の砕石柱を地中に築造する事と、築造する際に地盤に圧密力を加え、強化する事により、沈下と液状化を抑制し、安定した地盤に改良する。
効果 外周面にスクリュードリル形状の羽根をつけたパイプを地中に圧入することにより、地盤を強力に圧密し、更にパイプを抜き取った穴に砕石を投入し、30cm毎程度に転圧することにより再圧密を加え、完成した砕石柱の支持力を加えた強力堅固な支持地盤を築造する事が可能で、軟弱地盤の圧密沈下、ゆるい砂地盤の液状化を強力に抑制し、地震動を吸収軽減する。
技術概要
下部が少し細くテーパーが付いたパイプ1の外周に、スクリュードリル形状の羽根を取付けた圧密スクリューを地中に圧入回転挿入すれば、本パイプの体積分だけ周囲の地盤を圧密する。所定の深度まで圧入完了したら、本パイプを抜き上げるが、この時、本パイプ分の穴が、地中に残る為には、この穴に大気が流入する必要があるが、パイプが周囲と密着している為、空気流入口か3から、逆流防止弁4まで通じるパイプを通じて、4より大気を流入させることにより、パイプを抜き上げた穴が、真空状態になるのを防止する。 本パイプを抜き上げた後出来た穴に砕石を30cm毎程度に投入し、転圧パイプにて押圧を繰り返しながら、地表面まで砕石の柱を築造する。転圧パイプを押圧後に地中から抜上げる時は、周囲の土と密着する為、抜き上げた後残る穴に大気が流入しなくなる。この為、空気流入口から、空気流入パイプ4を通じて、逆流防止弁3に空気が流れるようにし、転圧パイプを引き上げた際に4より大気を逆流させ、地中に残る穴が真空状態になるのを防止する。
イメージ図
実施実績 【有】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【改善】
改善効果1 砕石柱築造の際、排土を行なわず、強力な機械的圧密により施工するので、原地盤自身が強化される上に、施工スピードが速く、残土処理が不要で大幅なコストダウンとなる。
改善効果2 砕石柱による地盤改良は、将来の撤去費用問題やセメント系改良に多い施工不良や六価クロム発生問題もなく、非常に安心できる工法です。
改善効果3 砕石柱による地盤改良は、多数の砕石柱にて地盤全体を深い位置まで複合的に改良する為、地震動を大きく軽減し、又、液状化現象を防止する。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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