パラメトリックX線を利用したアンギオグラフィーシステム

開放特許情報番号
L2008001249
開放特許情報登録日
2008/3/7
最新更新日
2011/8/12

基本情報

出願番号 特願2006-021031
出願日 2006/1/30
出願人 学校法人日本大学
公開番号 特開2007-195888
公開日 2007/8/9
登録番号 特許第4774544号
特許権者 学校法人日本大学
発明の名称 パラメトリックX線を利用したアンギオグラフィーシステム
技術分野 生活・文化
機能 機械・部品の製造、検査・検出
適用製品 パラメトリックX線を利用したアンギオグラフィーシステム
目的 K吸収端を僅かに超えるエネルギーのX線による像と、K吸収端より僅かに低いエネルギーのX線による像を、同条件で撮像して比較することにより、血管のみコントラストを上げて、造影剤のみの鮮明な画像を得る。
効果 アンギオグラフィーシステムにおいて、造影剤のK吸収端エネルギーを跨いだ2色のX線ビームを小型の装置で発生して、造影剤のみの鮮明な画像を撮影できる。シンクロトロン放射に比べてシステムを大幅に小型化できる。
技術概要
図1はアンギオグラフィーシステムの概念図である。100MeVクラスの電子加速器(リニアック)からの電子ビーム1をシリコン単結晶2に照射して、ヨウ素K吸収端を中心エネルギーとするパラメトリックX線を発生させる。低域X線ビームの光路を結晶回折によってシフトさせ、高域X線ビームに重畳する。2色のX線ビームを、サンプル6に照射してイメージ化する。低域X線ビームの画像には造影剤の像は出ず、高域X線ビームの画像には造影剤の像が出る。シャッター8、9、10で2色のX線ビームを切り替えて撮影し、差分を求めることで、造影剤のみの鮮明な吸収画像を得ることができる。加速器および造影剤注入を患者の心拍と同期させることにより、最小の造影剤とX線照射量で心臓血管の静止像が得られる。図2は、2色CT撮像システムの概念図である。図3は、位相コントラスト撮像システムの概念図である。図4は、拡大CT装置の概念図である。
イメージ図
実施実績 【試作】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【改善】
改善効果1 また、電子加速器(リニアック)と完全結晶を用いた2結晶システムの組み合わせで発生するパラメトリックX線のエネルギー分布の特性を有効利用し、吸収端より低エネルギー側のX線のみ完全結晶で効率良く2回反射し、軌道を高エネルギー側のX線ビームに重畳し、途中の経路にX線シャッターを設置することにより、吸収端を跨いだ2色X線の切替えが可能となり、同時照射もできる。
改善効果2 2本のX線ビームの角度がついてクロスする成分のみを使用し、それぞれ独立に測定すれば、2色同時照射CTとして用いることができる。患者の心拍に、リニアックの電子ビームパルスと造影剤の注入を同期させることにより、X線照射量と造影剤の使用量を最小限に抑えて心臓血管などの静止画取得が可能となる。
改善効果3 指向性の良い単色X線を用いるため、位置分解能に優れ、造影剤の吸収端の効果により、血管を高コントラストで撮像できる。また、高コントラスト撮像への寄与の少ない高エネルギーのX線・γ線の被爆を抑制できる。X線源としてリニアックを用いるので、X線パルスの発生の自由度が高く、容易に患者の心拍に同期させることができる。しかも、マイクロ秒程度での精度でタイミング調整することは容易であるため、高速な画像取得システムとの組み合わせにより、血流の流速を評価することも可能となる。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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