フラーレン重合体の製造方法

開放特許情報番号
L2008001231
開放特許情報登録日
2008/3/7
最新更新日
2012/8/20

基本情報

出願番号 特願2005-339185
出願日 2005/11/24
出願人 学校法人日本大学
公開番号 特開2007-145905
公開日 2007/6/14
登録番号 特許第5032019号
特許権者 学校法人日本大学
発明の名称 フラーレン重合体の製造方法
技術分野 化学・薬品
機能 材料・素材の製造
適用製品 フラーレン重合体
目的 マクロスケールに及ぶ3次元C↓6↓0ポリマーを製造できるようにする。
効果 レーザ照射による支援を受け、ハロゲン元素がホールドーピング材料として機能することによって重合反応効率が大幅に増大する。したがって、効率の良い重合反応が可能となり、超強度、超強靱性と超軽量性を示す比較的な大きなバルク状のフラーレン重合体を製造することができる。また、例えば、ヨウ素とC↓6↓0粉末との混合物を出発原料とし、3次元C↓6↓0ポリマーを光重合反応により製造することができる。
技術概要
図1に示すような構造の製造装置100を用いて3次元フラーレン重合体を製造する。この製造装置100は、真空チェンバー内に設けられ、バルブ10を開くことにより出発原料20が供給される加圧成形室30と、この加圧成形室30に供給された出発原料20を加圧成形する加圧部40とを備え、加圧成形室30において加圧成形された出発原料20にレーザ光源からのレーザ光Lを照射するための光学ミラー41及び光学レンズ42が加圧部40に設けられている。3次元フラーレン重合体の製造方法では、ハロゲン元素とフラーレン粉末との混合物を出発原料として用いる。出発原料20は、製造装置100の加圧成形室30に供給され、この加圧成形室30において例えば円盤形状に加圧成形される。そして、加圧成形室30において例えば円盤形状に加圧成形された状態の出発原料20に、300°C以下の加熱状態で500〜600nm程度の波長領域のレーザ光を照射することにより、ハロゲン元素とフラーレン粉末との混合物から光重合反応により3次元フラーレン重合体を製造する。図2は3次元フラーレンの製造方法の原理を模式的に示す図である。
イメージ図
実施実績 【試作】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【改善】
改善効果1 レーザ照射による重合反応の促進効果の最適波長は、500〜600nm程度の波長領域にあり、500〜600nm程度の波長領域のレーザ光の照射によって、効率の良い重合反応が可能となる。また、強い強度のレーザ光を照射することにより、比較的に厚い原材料においても光重合反応によりフラーレン重合体を製造することができ、これにより、バルキーな単相フラーレン重合体を製造することができる。
改善効果2 また、重合反応の制御性が高まり、性質の揃ったフラーレン重合体を再現性よく製造することができる。また、製造されるフラーレン重合体は、その分子間結合が3次元的となり、耐熱性の大幅な改善を図ることができる。
改善効果3 また、光重合反応により製造した3次元フラーレン重合体上にハロゲン元素とフラーレン粉末との混合物を積層し、加圧成形し、500〜600nm程度の波長領域のレーザ光を照射することを繰り返し行うことによって、比較的な大きなバルク状のフラーレン重合体を簡単に製造することができる。さらに、レーザ光を利用することによって、必要な反応温度を低く設定でき、これにより製造装置の大型化あるいは連続的な製造装置への展開など、発展的に製造プロセスを拡大することができる。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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