出願番号 |
特願2005-308290 |
出願日 |
2005/10/24 |
出願人 |
独立行政法人物質・材料研究機構 |
公開番号 |
特開2007-112769 |
公開日 |
2007/5/10 |
登録番号 |
特許第5062711号 |
特許権者 |
国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
発明の名称 |
ターピリジン型モノマー、ビスターピリジン型モノマー、および、その製造方法 |
技術分野 |
化学・薬品 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
ターピリジン型モノマー、ビスターピリジン型モノマー |
目的 |
金属とより強固に配位可能なポリマーを合成するに好ましいターピリジン型モノマー、および、その製造方法を提供する。 |
効果 |
このようなハロゲン元素は他の置換基への置換も容易である。これによって種々の置換基を有する誘導体の合成が可能となる。このようなモノマーは、容易に縮合され、その結果、従来得られなかった、金属に対して高配位能を有するポリマーが得られ得る。 |
技術概要
 |
式(図1)で表されるターピリジン型モノマーであって、ただし、X↑1およびX↑2は、同一または異なるハロゲン元素であり、Rは、式に示されるターピリジル置換基(A)とX↑2とを結合する、少なくとも1つのベンゼン環を含むスペーサであり、R↑1およびR↑2は、同一または異なる、水素原子、アリール基またはアルキル基である、ターピリジン型モノマーである。図2は、ターピリジン型モノマーの製造工程を示す図である。2−アセチルピリジン誘導体とヨウ素とをピリジン中で還流させる。これによってピリミジウム塩が得られる(S110)。アリールアルデヒド誘導体と、2−アセチルピリジン誘導体とをアルカリ溶液中で反応させる(S120)。アルカリ溶液は、2−アセチルピリジン誘導体をエノール化し得る。反応は、室温にて少なくとも24時間以上攪拌すればよい。工程S110および工程S120で得られた反応物を酢酸アンモニアおよびメタノール中で還流させる(S130)。ここで、酢酸アンモニアは反応剤として機能し、メタノールは溶媒である。図3はビスターピリジン型モノマーの製造工程を示す図、図4は有機高分子−金属複合材料の模式図、である。 |
イメージ図 |
|
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
|
特許権実施許諾 |
【可】
|