ターピリジン型モノマー、ビスターピリジン型モノマー、および、その製造方法

開放特許情報番号
L2008001024
開放特許情報登録日
2008/2/22
最新更新日
2015/10/12

基本情報

出願番号 特願2005-308290
出願日 2005/10/24
出願人 独立行政法人物質・材料研究機構
公開番号 特開2007-112769
公開日 2007/5/10
登録番号 特許第5062711号
特許権者 国立研究開発法人物質・材料研究機構
発明の名称 ターピリジン型モノマー、ビスターピリジン型モノマー、および、その製造方法
技術分野 化学・薬品
機能 材料・素材の製造
適用製品 ターピリジン型モノマー、ビスターピリジン型モノマー
目的 金属とより強固に配位可能なポリマーを合成するに好ましいターピリジン型モノマー、および、その製造方法を提供する。
効果 このようなハロゲン元素は他の置換基への置換も容易である。これによって種々の置換基を有する誘導体の合成が可能となる。このようなモノマーは、容易に縮合され、その結果、従来得られなかった、金属に対して高配位能を有するポリマーが得られ得る。
技術概要
式(図1)で表されるターピリジン型モノマーであって、ただし、X↑1およびX↑2は、同一または異なるハロゲン元素であり、Rは、式に示されるターピリジル置換基(A)とX↑2とを結合する、少なくとも1つのベンゼン環を含むスペーサであり、R↑1およびR↑2は、同一または異なる、水素原子、アリール基またはアルキル基である、ターピリジン型モノマーである。図2は、ターピリジン型モノマーの製造工程を示す図である。2−アセチルピリジン誘導体とヨウ素とをピリジン中で還流させる。これによってピリミジウム塩が得られる(S110)。アリールアルデヒド誘導体と、2−アセチルピリジン誘導体とをアルカリ溶液中で反応させる(S120)。アルカリ溶液は、2−アセチルピリジン誘導体をエノール化し得る。反応は、室温にて少なくとも24時間以上攪拌すればよい。工程S110および工程S120で得られた反応物を酢酸アンモニアおよびメタノール中で還流させる(S130)。ここで、酢酸アンモニアは反応剤として機能し、メタノールは溶媒である。図3はビスターピリジン型モノマーの製造工程を示す図、図4は有機高分子−金属複合材料の模式図、である。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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