物質担持フラーレンチューブとその製造方法

開放特許情報番号
L2008000988 この特許が掲載されている活用例集をご覧頂けます
開放特許情報登録日
2008/2/22
最新更新日
2015/10/12

基本情報

出願番号 特願2006-041634
出願日 2006/2/17
出願人 独立行政法人物質・材料研究機構
公開番号 特開2007-217248
公開日 2007/8/30
登録番号 特許第5093436号
特許権者 国立研究開発法人物質・材料研究機構
発明の名称 物質担持フラーレンチューブとその製造方法
技術分野 無機材料
機能 材料・素材の製造
適用製品 チューブ状フラーレン、担持フラーレンチューブ
目的 触媒、吸着材、電極材料、電子材料等の広範囲な分野での応用展開を可能とするため機能性の付与、向上が可能とされる、新しいフラーレン構造とその形成のための手段を提供する。
効果 直径が100nmオーダーの大きさを持つフラーレンチューブが形成できる。これは、金属ナノ粒子や金属化合物ナノ粒子の担持材料として適当な大きさであるので、金属化合物を担持させたフラーレンチューブは各種の触媒として有用である。
技術概要
フラーレン分子またはフラーレン誘導体分子から形成されるチューブ状のフラーレンチューブに化合物物質が内包または付着されている。化合物物質は金属化合物、金属元素、貴金属である。金属元素は、アルカリ金属、アルカリ土類金属、貴金属(白金等)等である。この物質担持フラーレンチューブは、金属元素または化合物物質の溶液もしくは分散液中にフラーレンチューブを導入、もしくは分散液をフラーレンチューブに滴下または流下して接触させ、接触時に超音波照射し製造する。金属元素を内包させる場合には、金属のナノ粒子のコロイド溶液を溶媒に分散させて毛管現象により内包させる。フラーレンチューブにはあらかじめ電子線を照射しておく。物質担持フラーレンチューブはフラーレンチューブ触媒として用いることが出来る。この物質担持フラーレンチューブに内包もしくは付着された物質を、物質担持フラーレンチューブをフラーレンの良溶媒と接触させてフラーレンチューブを溶解させ、担持物質をこれらの物質の特性を損なうことなく常温で回収することを可能とする。使用したフラーレン分子もリサイクルすることも可能である。図1は四塩化白金を内包したフラーレンチューブのTEM写真である。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【 】
改善効果1 白金担持フラーレンチューブは、固体高分子型燃料電池の高性能電極材料として有望である。高性能な燃料電池電極材料は、白金使用量を削減させることを可能とするため、燃料電池の製造コストを下げることに大きく貢献する。
改善効果2 フラーレンチューブは、トルエンやキシレンなどのフラーレンの良溶媒で溶解させることができるため、各種の物質を内包、あるいは付着により担持したフラーレンチューブは、常温で有機溶媒で溶解することにより、内部に充填あるいは付着させた物質を取り出すことができる。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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