可視光応答型複合酸化物光触媒

開放特許情報番号
L2008000985 この特許が掲載されている活用例集をご覧頂けます
開放特許情報登録日
2008/2/22
最新更新日
2015/10/12

基本情報

出願番号 特願2006-045933
出願日 2006/2/22
出願人 独立行政法人物質・材料研究機構
公開番号 特開2007-222761
公開日 2007/9/6
登録番号 特許第4660766号
特許権者 国立研究開発法人物質・材料研究機構
発明の名称 可視光応答型複合酸化物光触媒
技術分野 無機材料
機能 その他
適用製品 光触媒、酸化物光触媒、複合酸化物半導体光触媒、可視光応答性光触媒
目的 太陽光や室内照明に含まれているエネルギーの高い紫外光以外にも、これよりエネルギーの低い、波長の長い可視光領域の光に対して触媒活性を有する、光スペクトルを効率よく利用できる光触媒を提供する。
効果 可視光領域の波長のスペクトルを十分に吸収することができ、これまで実用化されてきた酸化チタンをベースとした紫外光応答型光触媒に比して光触媒活性も高い。成膜性にも優れ、表面に塗布され環境に曝されても変質せず安定して優れた触媒効果を発現する。VOCを効率よく分解できる効果を有す。
技術概要
この可視光応答性光触媒は、鉛、マグネシウム、ニオブの3元系酸化物が特定の比率となったとき、優れた光触媒能を発現する。一般式;Pb↓xMg↓yNb↓zO↓w(0<x≦3、0<y≦2、0<z≦3、0<w≦10)で表される組成を有する複合酸化物半導体である。可視光応答性光触媒は有害物質分解用や、汚れを分解し清浄化するのに供される。水または水素含有物質を分解し水素の製造にも用いる。複合酸化物半導体は、通常の固相反応法、すなわち原料となる各金属成分の酸化物、金属炭酸塩、金属硝酸塩、金属硫酸塩、金属塩化物を目的組成の比率で混合し、常圧下空気中で焼成し合成ができる。焼成の際に原料成分の昇華等による、材料設計濃度とズレが生ずるときは、昇華に見合う量を最初から多めに加えて対処する。原料以外に金属アルコキシドや金属塩を原料とし、これをゾルゲル法、共沈法、錯体重合法、スパッタリング法、化学蒸着法、水熱合成法などの様々な方法によって調製することができる。配合原料の焼成温度は、原料物質が分解し酸化物に転換し焼結体が得られる温度で、850℃以上、1050℃以下である。図1は光触媒の吸収スペクトル、図2は触媒活性の比較図である。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【 】
改善効果1 これまでの実用光触媒、TiO↓2が、紫外光領域でのみ機能していたことを考えると、有効利用できる波長領域を大きく広げることができたという意義は極めて大きい。また、可視光領域においても既存の窒素ドープ型酸化チタンよりもはるかに活性が高い。
改善効果2 光を照射することによってその他の有害ガス、シックハウス症候群の原因ガスの1つであるアルデヒドガスや環境ホルモンなどの様々な有害物質を分解、除去することができる能力を有している。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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