出願番号 |
特願2007-293726 |
出願日 |
2007/11/12 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2009-118749 |
公開日 |
2009/6/4 |
登録番号 |
特許第5278940号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
安定な抗体結合性タンパク質 |
技術分野 |
食品・バイオ |
機能 |
検査・検出 |
適用製品 |
抗体の精製用担体、抗体検出のための検査試薬等として有用な抗体結合性タンパク質に適用する。 |
目的 |
特定のアミノ酸配列を有するプロテインG細胞外ドメインの改良型タンパク質からなる抗体結合性タンパク質を提供する。 |
効果 |
プロテインG細胞外ドメインの抗体結合作用を損なわず、かつ、熱安定性、変性剤に対する化学的安定性、および蛋白分解酵素に対する耐性等のタンパク質分子の安定性を向上させた抗体結合性タンパク質が可能になる。 |
技術概要 |
(A)配列番号1、配列番号2、及び配列番号3で示されるアミノ酸配列からなるか、もしくは、(B)配列番号1、配列番号2、及び配列番号3で示されるアミノ酸配列中、X35〜X37、X47およびX48のアミノ酸残基以外の部分において、1個若しくは数個のアミノ酸残基が欠失、置換、挿入又は付加されたアミノ酸配列からなり、抗体あるいは免疫グロブリンGあるいは免疫グロブリンGのFc領域に結合活性を有するタンパク質にする。このタンパク質は、プロテインG細胞外ドメインの立体構造座標データを用いて、ドメインのアミノ酸配列上近傍のアミノ酸残基間の相互作用によって立体構造が安定化されている部分セグメント中のアミノ酸残基を変異対象部位として選定し、この変異対象部位を置換する他のアミノ酸残基として、部分セグメントのコンフォメーションと同様〜類似のコンフォメーションにおいて出現頻度の高いアミノ酸残基を選定して、変異対象部位を置換することにより得られる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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