極微小タンパク質およびその結晶

開放特許情報番号
L2008000913
開放特許情報登録日
2008/2/22
最新更新日
2009/6/26

基本情報

出願番号 特願2007-291872
出願日 2007/11/9
出願人 独立行政法人産業技術総合研究所
公開番号 特開2009-112282
公開日 2009/5/28
発明の名称 極微小タンパク質およびその結晶
技術分野 食品・バイオ、生活・文化
機能 材料・素材の製造、安全・福祉対策
適用製品 極微小タンパク質およびその結晶、タンパク質の標準物質あるいは分子標的医薬のリード化合物、ナノサイズの孔の検定物質あるいは他の分子を高精度に配置しうる分子スペーサー
目的 公知の極微小タンパク質であるシニョリンは、分解耐性の優れたペプチド医薬、分析測定器の校正等に用いるタンパク質標準物質、優れた分子認識能を有すナノバイオ素子等への応用といった各分野への波及が期待されているが、シニョリンを標準物質として用いるには結晶化が可能であることが、標準物質としての純度を保障するうえで重要であるが、変性温度は40℃前後と結晶化させるには、熱安定性、構造安定性が十分でない。そこで、シニョリンと同様の固有の3次元立体構造を形成し、かつシニョリンに比べて安定性が優れた極微小タンパク質を提供する。
効果 公知の極微小タンパク質シニョリンと同様の特徴的な「ヘアピン構造」を保持し、かつシニョリンに比べて、熱安定性が大きく向上し容易に結晶化できる極微小タンパク質、及びその結晶を提供できた。このことにより、より精度の高い標準物質が提供できると共に、その特徴的かつ安定なヘアピン構造に基づき、免疫反応物質、情報伝達物質などの検索にも有用であり、また優れたリード化合物としての期待も大きい。
技術概要
この新規な極微小タンパク質は、XaaTyrAspProGluThrGlyThrTrpXbb(式1)(式中、Xaa及びXbbはGly,Ala以外の任意のアミノ酸残基を表し、XbbがC末端であるときのカルボキシル基はアミド化されていてもよい)で示されるアミノ酸配列を含むタンパク質であって、式1に対応する領域が、特定の原子座標によって定義された立体構造、又は主鎖の座標との二乗平均平方根残差(RMSD)が5オングストローム以内である立体構造をとっているタンパク質である。更には、式1で示されるアミノ酸配列からなるタンパク質と任意のタンパク質との融合タンパク質であってもよい。特に、式1において、Xaaが、Thr、Val、Ile、Glu、Phe、Tyr及びTrpの群から選択され、Xbbが、Thr、Val、Ile、Lys、Arg、Phe、Tyr及びTrpの群から選択されるアミノ酸残基であって、XbbがC末端であるときのカルボキシル基はアミド化されていてもよく、典型的なものとして、TyrTyrAspProGluThrGlyThrTrpTyr (式2)で示されるアミノ酸配列からなるタンパク質を挙げることができる。図はシニョリン変異体のCDスペクトルである。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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