高機能化キメラ蛋白質を含有する医薬組成物

開放特許情報番号
L2008000887
開放特許情報登録日
2008/2/22
最新更新日
2018/1/23

基本情報

出願番号 特願2008-548787
出願日 2008/10/10
出願人 国立研究開発法人産業技術総合研究所
公開番号 WO2009/048119
公開日 2009/4/16
登録番号 特許第5004250号
特許権者 国立研究開発法人産業技術総合研究所
発明の名称 高機能化キメラ蛋白質を含有する医薬組成物
技術分野 食品・バイオ
機能 材料・素材の製造
適用製品 酸性繊維芽細胞成長因子、FGF1、塩基性繊維芽細胞成長因子、FGF2、キメラ蛋白質、FGF2代替用医薬組成物、創傷治癒促進、幹細胞増殖促進、医薬組成物
目的 塩基性繊維芽細胞成長因子(FGF2)が有している繊維芽細胞増殖活性、幹細胞増殖促進活性と共にヘパリン非依存性というFGF2の性質は保持しつつ、さらに上皮細胞の増殖促進活性を併せ持つFGF2代替医薬組成物、具体的には創傷治癒及び放射線障害の予防と治療に有効な医薬組成物並びに幹細胞増殖促進のための医薬組成物の提供。
効果 この技術のキメラ蛋白質を有効成分とする医薬組成部を、FGF2を有効成分とする医薬組成物に代替して用いることで、FGF2が有効性を示す繊維芽細胞および幹細胞の増殖促進活性をヘパリンとの併用なしに発揮でき、かつ上皮細胞の増殖促進活性を併せ持つFGF2代替医薬組成物が提供できる。
技術概要
 
この技術では、酸性繊維芽細胞成長因子(FGF1)蛋白質の特定の一部領域を、塩基性繊維芽細胞成長因子(FGF2)蛋白質の対応する領域に置換したFGF1/FGF2キメラ蛋白質を有効成分とするFGF2代替用医薬組成物であって、キメラ蛋白質を構成するアミノ酸配列が、FGF1蛋白質のアミノ酸配列において、41〜83位の配列又はその少なくとも62〜78位の配列を含む部分配列が、FGF2蛋白質のアミノ酸配列における対応する位置の部分配列に置換されており、他の領域はFGF1のアミノ酸配列から構成されていることを特徴とする、FGF2代替用医薬組成物を提供する。キメラ蛋白質を構成するアミノ酸配列は、FGF1蛋白質のアミノ酸配列の41〜78位の部分配列が、FGF2蛋白質のアミノ酸配列における対応する位置の部分配列に置換してなり、他の領域はFGF1のアミノ酸配列から構成してなるものとする。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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