出願番号 |
特願2007-233464 |
出願日 |
2007/9/8 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2009-062342 |
公開日 |
2009/3/26 |
発明の名称 |
固体有機化合物のニトロ化溶媒の選定方法及び基質有機化合物のニトロ化反応方法 |
技術分野 |
化学・薬品 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
固体有機化合物のニトロ化溶媒 |
目的 |
固体有機化合物のニトロ化溶媒の選定方法及び基質有機化合物のニトロ化反応方法を提供する。 |
効果 |
高温高圧水の環境の基質有機化合物のニトロ化反応方法において、目的のニトロ化合物の収率及び選択率を顕著に向上できる及びニトロ化反応方法を提供できる。 |
技術概要
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高温高圧水の反応場で、基質有機化合物を硝酸を窒素源として、耐硝酸環境用マイクロチューブ連続反応装置を用いて、基質有機化合物のニトロ化反応を行うニトロ化反応方法において用いるための、基質有機化合物のニトロ化溶媒を選定する方法である。基質のニトロ化温度領域と溶媒のニトロ化温度領域を対比させて、両者の温度領域の違いを利用して溶媒を選定する。高温高圧水の反応場は、小さな反応容積のマイクロ反応場である。希硝酸の存在下で耐硝酸環境用マイクロチューブ連続反応装置を用いて基質有機化合物のニトロ化反応を行う。高温高圧水の温度と圧力条件は、200〜400℃、25〜40MPaである。耐硝酸環境用マイクロチューブ連続反応器として、設定温度に維持できるオーブン内に設置したマイクロチューブ反応器と、反応器に高温高圧水を窒素源試薬及び基質を供給する装置と、キャリアー水送液用、窒素源試薬導入用及び基質導入用の高圧ポンプと、反応生成物を冷却する冷却装置とを、連続反応可能に配管系で連結して連続反応系を構成した構造を有する耐硝酸環境用マイクロチューブ連続反応装置を用いて基質有機化合物のニトロ化反応を行う。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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