出願番号 |
特願2007-233412 |
出願日 |
2007/9/7 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2009-065570 |
公開日 |
2009/3/26 |
登録番号 |
特許第4919294号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
可変分散および光遅延制御装置 |
技術分野 |
情報・通信 |
機能 |
制御・ソフトウェア |
適用製品 |
可変分散および光遅延制御装置 |
目的 |
超高速及び広帯域光信号に対して可変範囲が大きくかつ可変速度が速い可変分散補償を行い、遅延量がビットレートに依存せず大きく取れるようにした可変分散および光遅延制御装置を提供する。 |
効果 |
分散媒質と位相保持型もしくはスペクトル反転型可変波長変換器とを複数用いて、分散媒質の分散曲線と動作周波数配置を最適化することで、3次以上の高次分散を抑制し広帯域に亘る可変分散および可変光遅延制御を実現する。 |
技術概要
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光信号を伝送する第一の分散媒質と、光信号の位相を保持しつつ搬送波の周波数を可変に変換する位相保持型波長変換器と、第二の分散媒質とが縦列に接続された可変分散および光遅延制御装置は、光信号の帯域内の群速度分散を均一に制御するように構成されている。光信号を伝送する前第一の分散媒質と、スペクトル反転を伴いながら光信号の位相を保持しつつ搬送波の周波数を可変に変換する位相保持型波長変換器と、第二の分散媒質とが縦列に接続された可変分散および光遅延制御装置は、第二の分散媒質の少なくともひとつの奇数次の分散の値が、ゼロではなく、かつ、第一の分散媒質と同じ次数の分散の値と絶対値が等しく符号が逆となるように構成されている。第二の分散媒質の少なくともひとつの偶数次の分散の値を第一の分散媒質と同じ次数の分散の値と等しく構成する。図に示すように、可変分散および光遅延制御装置1aは、分散スロープ媒質(分散媒質)Da、位相保持スペクトル反転型波長(周波数)変換器3a、分散スロープ媒質Dbを直列接続した構成を有する。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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