出願番号 |
特願2007-224833 |
出願日 |
2007/8/30 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2008-081842 |
公開日 |
2008/4/10 |
登録番号 |
特許第5035893号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
高強度高延性難燃性マグネシウム合金及びその製造方法 |
技術分野 |
金属材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
高強度高延性難燃性マグネシウム合金 |
目的 |
マグネシウム又はマグネシウム合金にカルシウムを添加した難燃性マグネシウム合金素材の粉砕物を成形、焼結した高強度高延性難燃性マグネシウム合金の提供。 |
効果 |
難燃性マグネシウム合金素材から先ず粉砕物を作製し、次にこれを成形・焼結し、次いで塑性加工を施すことによって、高価な希土類元素等の追加物添加を要しないで、又、金属間化合物と長周期構造相とが同時に存在しなければならないというような高度な組織制御技術を必要とすることなく、高強度高延性の難燃性マグネシウム合金を製造することができる。 |
技術概要 |
この技術では、高強度高延性難燃性マグネシウム合金は、マグネシウム又はマグネシウム合金に、0.5〜5.0重量%のカルシウムを添加した難燃性マグネシウム合金素材の粉砕物を成形し焼結したものであることを特徴とする。生成する金属間化合物相はマグネシウムマトリックス中に2μm以下のサイズで、微細且つ均質に分散しているものとする。さらに、マグネシウム合金は、0〜12.0重量%のアルミニウムと0〜5.0重量%の亜鉛と0.5重量%以下のマンガンを含むマグネシウム合金であるものとする。マグネシウム合金は、AZ31系、AZ61系、AZ80系、AZ91系、AZ92系、AM50系、AM60系、及びAM100系から選択されるいずれか1種のマグネシウム合金であることが好ましい。このような高強度高延性難燃性マグネシウム合金の製造方法は、難燃性マグネシウム合金素材を粉砕する工程と、粉砕した難燃性マグネシウム合金の粉砕物を成形及び焼結する工程と、成形及び焼結した難燃性マグネシウム合金の焼結物に塑性加工を施す工程とからなる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
|
特許権実施許諾 |
【可】
|