出願番号 |
特願2007-218525 |
出願日 |
2007/8/24 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2009-055200 |
公開日 |
2009/3/12 |
登録番号 |
特許第4853928号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
炭化ケイ素静電誘導トランジスタの制御装置及び制御方法 |
技術分野 |
電気・電子 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
炭化ケイ素静電誘導トランジスタの制御装置 |
目的 |
電力用変換器の過電流においてオン抵抗損失の著しい増大が抑制される炭化ケイ素静電誘導トランジスタ素子の制御装置及び制御方法を提供する。 |
効果 |
高速、低損失、かつ過電流耐性に強い炭化ケイ素静電誘導トランジスタを適用した電力用変換器の素子の定格容量を大幅に超えるサージ過電流の通電時においても適用素子の発生損失を著しく増加することのないトランジスタの制御方法によって、使用するトランジスタの電流容量を装置の定格容量より著しく大きくしなくてもよくなり、電力用変換装置の小型化、軽量化、高効率化ならびに低価格化が同時に実現できる。 |
技術概要
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図1は炭化ケイ素静電誘導トランジスタの制御装置を示す。この装置は、ゲート駆動回路、ゲート電圧制御回路、および電流検出回路より構成される。ゲート電圧制御回路は、5Vのオンゲート電圧源となるコンデンサーC3、C3に直列接続されたスイッチTrs4、およびTrs4のゲート回路より構成され、前記ゲート駆動回路の前記2.5Vのオンゲート電圧源C1に並列に接続され、炭化ケイ素静電誘導トランジスタに流れる電流が定格電流を大幅に超えた時に起動してトランジスタのゲート端子Gに2.5Vを超えるゲート電圧、例えば5.0V、を供給するための回路である。電流検出回路は、炭化ケイ素静電誘導トランジスタに流れる電流を素子に直列に接続された抵抗RLと、その両端での電圧降下によって検出される電流値を規定の値と比較する回路より構成され、電流値がトランジスタの定格電流を大幅に超えたことを判断してゲート電圧制御回路のスイッチTrs4をターンオンする指令信号を出力する。図2は炭化ケイ素静電誘導トランジスタの制御方法を説明する図である。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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