出願番号 |
特願2007-203515 |
出願日 |
2007/8/3 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2009-035463 |
公開日 |
2009/2/19 |
登録番号 |
特許第5150883号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
炭素ナノシート・チタネートナノチューブ複合体及び炭素ナノシート・チタニアナノロッド複合体、その製造方法及びその用途 |
技術分野 |
無機材料 |
機能 |
材料・素材の製造、環境・リサイクル対策 |
適用製品 |
有機汚染性物質除去用処理剤等として有用な炭素ナノシート・チタネートナノチューブ複合体に適用する。 |
目的 |
特定のチタンと特定のグラファイトとを反応させて得られる炭素ナノシート・チタネートナノチューブ複合体を提供する。 |
効果 |
特殊な表面構造及び表面親和性を有し、優れた吸着能と触媒活性を有する炭素ナノシート・チタネートナノチューブ複合体が得られる。 |
技術概要
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(A)有機チタン化合物と層状グラファイト酸化物とを有機溶媒中で反応させ、(B)得られた反応物をアルカリ水溶液中で水熱処理することからなる炭素ナノシート・チタネートナノチューブ複合体の製造方法にする(図)。例えば、有機チタン化合物と層状グラファイト酸化物の反応は、テトライソプロポキシチタン等の有機チタン化合物とエチルアルコール等の有機溶媒溶液と、グラファイトを濃硫酸と硝酸との混合液中に浸し、塩素酸カリウムを加えて調製された層状グラファイト酸化物とエチルアルコール等の有機溶媒懸濁液と、を混合した後、10〜85℃の温度で0.5〜6時間加熱することにより行われ、また、得られた反応物の水処理は、水酸化ナトリウム等からなるアルカリの濃度を5〜15規定にし、100〜200℃の温度で、10〜72時間処理することにより行なわれる。尚、炭素ナノシート・チタネートナノチューブ複合体を、真空あるいはヘリウム、チッ素、アルゴンなどの不活性雰囲気下、450〜950℃の温度で0.5〜6時間加熱することにより炭素ナノシート・チタネートナノロッド複合体を製造することができる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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