出願番号 |
特願2007-187738 |
出願日 |
2007/7/19 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2008-022849 |
公開日 |
2008/2/7 |
登録番号 |
特許第4911408号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
ビオチン標識ウミホタルルシフェラーゼ・ストレプトアビジン複合体製造法及びその安定法 |
技術分野 |
電気・電子、有機材料 |
機能 |
材料・素材の製造、検査・検出 |
適用製品 |
組織などの免疫染色、DNAプローブ法、レセプター測定法、酵素免疫測定の高感度検出、化学発光 |
目的 |
酵素免疫測定に適した安価且つ有効なウミホタルルシフェラーゼ修飾法の開発が望まれていることに鑑み、ウミホタルの発光系を活用したウミホタルルシフェラーゼの標識と標識ルシフェラーゼを安定化するための技術の提供。 |
効果 |
ウミホタルルシフェラーゼの活性をできるだけ保持しつつビオチン標識する。また、得られたビオチン標識されたウミホタルルシフェラーゼとアビジン、ストレプトアビジン、ニュートラアビジンなどの多価アビジン物質との複合体は、十分な程度に安定化でき、免疫測定法(特に直接法、間接法、サンドイッチELISA、ELISPOT法などの酵素免疫測定法)、DNAプローブ法、あるいは受容体、リガンド、糖鎖などの各種アッセイ、特に蛋白質、DNAを定量するためのアッセイに好適に使用できる。 |
技術概要
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この技術は、ウミホタルルシフェラーゼにポリアルキレングリコール構造をスペーサーに含む−ビオチン試薬を反応させるビオチン標識ウミホタルルシフェラーゼの製造法とする。「ウミホタルルシフェラーゼ」とは、野生型ウミホタルルシフェラーゼあるいは任意のその改変体を広く包含する。ビオチン標識試薬としては、たとえば次の構造のものが使用できる。X↑1−Y−(CH↓2)m↓1−(OCH↓2CH↓2)m↓2−NH−(ビオチニル)、(式中、X↑1はスルホコハク酸イミドオキシカルボニル基、コハク酸イミドオキシカルボニル基、テトラフルオロフェノキシカルボニル、シアノメチルオキシカルボニル、p−ニトロフェニルオキシカルボニル、I, Br, Clなどのアミノ基と反応してアミド(NHCO)またはアミノアルキル基を形成可能な活性エステル残基、ハロゲン原子あるいはマレイミド基を表す。YはCH↓2CONH,CH↓2CH↓2CONHなどの任意の連結基あるいは単結合を示す。m↓1は2,3または4を表し、m↓2は2〜500、好ましくは2〜100、より好ましくは2〜50、さらに好ましくは4〜10の整数を示す。) |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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