ビオチン標識ウミホタルルシフェラーゼ・ストレプトアビジン複合体製造法及びその安定法

開放特許情報番号
L2008000710
開放特許情報登録日
2008/2/22
最新更新日
2015/9/16

基本情報

出願番号 特願2007-187738
出願日 2007/7/19
出願人 独立行政法人産業技術総合研究所
公開番号 特開2008-022849
公開日 2008/2/7
登録番号 特許第4911408号
特許権者 国立研究開発法人産業技術総合研究所
発明の名称 ビオチン標識ウミホタルルシフェラーゼ・ストレプトアビジン複合体製造法及びその安定法
技術分野 電気・電子、有機材料
機能 材料・素材の製造、検査・検出
適用製品 組織などの免疫染色、DNAプローブ法、レセプター測定法、酵素免疫測定の高感度検出、化学発光
目的 酵素免疫測定に適した安価且つ有効なウミホタルルシフェラーゼ修飾法の開発が望まれていることに鑑み、ウミホタルの発光系を活用したウミホタルルシフェラーゼの標識と標識ルシフェラーゼを安定化するための技術の提供。
効果 ウミホタルルシフェラーゼの活性をできるだけ保持しつつビオチン標識する。また、得られたビオチン標識されたウミホタルルシフェラーゼとアビジン、ストレプトアビジン、ニュートラアビジンなどの多価アビジン物質との複合体は、十分な程度に安定化でき、免疫測定法(特に直接法、間接法、サンドイッチELISA、ELISPOT法などの酵素免疫測定法)、DNAプローブ法、あるいは受容体、リガンド、糖鎖などの各種アッセイ、特に蛋白質、DNAを定量するためのアッセイに好適に使用できる。
技術概要
この技術は、ウミホタルルシフェラーゼにポリアルキレングリコール構造をスペーサーに含む−ビオチン試薬を反応させるビオチン標識ウミホタルルシフェラーゼの製造法とする。「ウミホタルルシフェラーゼ」とは、野生型ウミホタルルシフェラーゼあるいは任意のその改変体を広く包含する。ビオチン標識試薬としては、たとえば次の構造のものが使用できる。X↑1−Y−(CH↓2)m↓1−(OCH↓2CH↓2)m↓2−NH−(ビオチニル)、(式中、X↑1はスルホコハク酸イミドオキシカルボニル基、コハク酸イミドオキシカルボニル基、テトラフルオロフェノキシカルボニル、シアノメチルオキシカルボニル、p−ニトロフェニルオキシカルボニル、I, Br, Clなどのアミノ基と反応してアミド(NHCO)またはアミノアルキル基を形成可能な活性エステル残基、ハロゲン原子あるいはマレイミド基を表す。YはCH↓2CONH,CH↓2CH↓2CONHなどの任意の連結基あるいは単結合を示す。m↓1は2,3または4を表し、m↓2は2〜500、好ましくは2〜100、より好ましくは2〜50、さらに好ましくは4〜10の整数を示す。)
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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