繊維芽細胞成長因子徐放性生体材料

開放特許情報番号
L2008000704
開放特許情報登録日
2008/2/22
最新更新日
2009/3/6

基本情報

出願番号 特願2007-184312
出願日 2007/7/13
出願人 独立行政法人産業技術総合研究所
公開番号 特開2009-018086
公開日 2009/1/29
発明の名称 繊維芽細胞成長因子徐放性生体材料
技術分野 化学・薬品、食品・バイオ、生活・文化
機能 安全・福祉対策、材料・素材の製造
適用製品 繊維芽細胞成長因子徐放性生体材料、人工骨材料
目的 生体材料を体内に埋入する際に、骨や皮膚といった周辺組織との固着・接着を促進するために繊維芽細胞成長因子は効果的であるが、生体材料の埋入箇所に組織再生に適切な量の活性を有する繊維芽細胞成長因子を長期間にわたって徐放する材料はこれまで生分解性の有機物に限られていたため、生体材料を被覆しても機械強度の違いから埋入時に剥離することが予想され、さらに生体材料と周辺組織との直接的な接触を妨げることから固着・接着の促進という目的には必ずしも最適ではなかった。この技術は、かかる問題点を改善した生体材料を提供する。
効果 滅菌済みの医療用輸液あるいは医薬品を浸漬液の材料とする極めて生体適合性の高い繊維芽細胞成長因子及びリン酸カルシウム複合層により被覆されており、使用する医療用輸液の混合比や医薬品の溶解量を変化させることで、ターゲットとなる組織ごとに必要量が異なる複合層中の繊維芽細胞成長因子量に応じて変化可能で、複合層に取り込まれた繊維芽細胞成長因子を少なくとも10日間に渡って徐放し、徐放される繊維芽細胞成長因子によって埋入部周辺組織の再生を実現する。また、基材として、現状でも臨床応用されている医用材料を利用して作製可能である。
技術概要
カルシウム成分を含む医療用輸液とリン酸成分を含む医療用輸液とを含む少なくとも2種類の医療用輸液並びに繊維芽細胞成長因子を混合し、1μg/ml以上20μg/ml未満の繊維芽細胞成長因子を含有する過飽和リン酸カルシウム溶液を調製し、この繊維芽細胞成長因子含有過飽和リン酸カルシウム溶液中に、陽極酸化チタン膜を有する生体適合性基材を24〜48時間漬浸し繊維芽細胞成長因子を含有する低結晶アパタイト層で被覆する繊維芽細胞成長因子を0.05〜0.65μg/cm↑2含有する低結晶質アパタイト層で被覆された繊維芽細胞成長因子徐放性生体材料を製造する方法、ならびにこのようにして得られる生体材料である。繊維芽細胞成長因子を含有する過飽和リン酸カルシウム溶液中のカルシウム濃度は1.4〜3.4 mM、リン酸濃度は1.4〜3.1 mMが好ましい。生体適合性基材としては創外固定用基材があげられる。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
Copyright © 2018 INPIT