抗癌剤抵抗性の抑制剤

開放特許情報番号
L2008000695
開放特許情報登録日
2008/2/22
最新更新日
2009/3/6

基本情報

出願番号 特願2007-181465
出願日 2007/7/10
出願人 独立行政法人産業技術総合研究所
公開番号 特開2009-018999
公開日 2009/1/29
発明の名称 抗癌剤抵抗性の抑制剤
技術分野 化学・薬品、食品・バイオ、生活・文化
機能 材料・素材の製造、安全・福祉対策
適用製品 抗癌剤抵抗性の抑制剤
目的 癌細胞の抗癌剤抵抗性を効果的に抑制できれば、癌の治療に極めて有用である。しかしながら、抗癌剤抵抗性の機構には未解明な部分が多く、抗癌剤抵抗性を抑制できる有用な手段は未だ提供されていないのが現状である。この技術は、癌細胞の抗癌剤抵抗性を抑制できる新しい手段を提供する。
効果 この抗癌剤抵抗性の抑制剤によれば、薬剤排出トランスポーターの1種であるP−糖タンパク質の薬剤排出活性が抑制されるので、抗癌剤を用いた治療において従来問題となっている抗癌剤への抵抗性を抑制し、抗癌剤の効果を維持することができる。また、治療当初から抗癌剤と併用してこの抑制剤を用いれば、抗癌剤の効果を当初から高めることができる。さらに、この抑制剤と抗癌剤との併用により、従来治療効果が低いために適用されていない癌と抗癌剤の組み合わせにも、抗癌剤の効果が高まり、適用可能になることも期待される。
技術概要
O−グリカンのコア3構造の生合成を司るβ1,3-N-アセチルグルコサミニルトランスフェラーゼ6(β3Gn-T6、配列番号2)を癌細胞内で発現させると、薬剤排出トランスポーターの1種であるP−糖タンパク質の薬剤排出活性が抑制され、癌細胞における抗癌剤の細胞外排出が顕著に低下して抗癌剤感受性が増大するという知見に基づくもので、配列表の配列番号2に示されるアミノ酸配列と80%以上の相同性を有するポリペプチド又はこのポリペプチドを部分配列として含むポリペプチドであって、N−アセチルガラクトサミニル基の非還元末端にN−アセチルグルコサミンをβ-1,3結合で転移する活性を有するポリペプチドを有効成分として含有する抗癌剤抵抗性の抑制剤である。配列番号2に示されるアミノ酸配列は、β1,3-N-アセチルグルコサミニルトランスフェラーゼ6(β3Gn-T6、β3GlcNAcT6、コア3シンターゼとも言う)(Iwai T, Inaba N, Naundorf A, et al. J Biol Chem (2002)277:12802-9;国際公開WO03/033710号)のアミノ酸配列である。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
Copyright © 2018 INPIT