出願番号 |
特願2001-333540 |
出願日 |
2001/9/25 |
出願人 |
岡本 賢 |
公開番号 |
特開2003-096755 |
公開日 |
2003/4/3 |
登録番号 |
特許第4724790号 |
特許権者 |
岡本 賢 |
発明の名称 |
水路等に設ける逆流防止装置 |
技術分野 |
土木・建築 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
水路等に設ける逆流防止装置 |
目的 |
河川や水路の放流口とか取水口は規模の多様性に富み方々に多数点在し、人の常駐運転管理とか自動制御の設置管理が難しい場合が多く、また動力源の無い場所も多く、そして暴風雨や鳥獣害等の周辺環境も悪い場合が多い。又近年水門等の管理者が老齢化や人員の不足で管理の徹底が難しくなり、塩害等の事故が多発傾向にある。そして漏水や逆流阻止が不十分な場合、無人のため発見が遅れることが多く被害も大きく成る。従ってそれらに耐える、より確実な動作をし完成度の高い装置を新設および既設水門に容易に付加することで提供する。 |
効果 |
無人で全自動で無動力なのでいろんな場所に広範囲にしかも容易に設置できる。また、筒状の可撓部の端部に折り目を付けて置くことで逆流阻水時に空隙が出来なくなるので、波の高い時や台風時や浮き上がり量が不足した場合等にもより確実に漏水無く逆流を阻止できる。さらに、逆流阻止時に筒状の可撓部が上流側に押し込まれるのを防ぐため防止用の格子を設けたり、可撓部の底の部分を一部硬質化することで、より大きな波浪や不測の衝撃流波に対しても耐え所定の浮き上がり量を維持できるので安全性が増す。 |
技術概要
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筒状の可撓部と浮子を有する逆流防止装置において、筒状の可撓部の下流端の浮子に接近する部分に折りたたみ用の、折り目を設けた逆流防止装置である。図1は押し込み防止用格子の正面図である。図2は筒状の可撓部の底の一部分を硬質にした逆流防止装置の立面図である。図3は浮子を取り替えられる様にした逆流防止装置の立面図である。図4は突っかい棒の作用をする可動アームを取り付けた逆流防止装置の立面図(逆流阻止状態に成りつつある70%ほど閉じた状態)である。取り付け枠に筒状の可撓部を取り付けその下流端に浮子を設ける装置において、その筒状の可撓部の下流端に折り目4、5を設け漏水の恐れを無くしたり、図2に示すように、浮力が減少しないように、押し込み防止用格子6を設ける。また、図2に示すように、筒状の可撓部の底部の一部を硬質化9する。さらに、図3に示すように、浮子の浮力を調整出来るように浮子に取替え装置10、11を設ける。また、図4に示すように、浮力を増幅し動作の安定度を増す可動アーム12等を設ける。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【有】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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