電磁波吸収体、およびその製造方法

開放特許情報番号
L2008000203
開放特許情報登録日
2008/1/25
最新更新日
2008/1/25

基本情報

出願番号 特願2002-093277
出願日 2002/2/20
出願人 ジ ェ ニ ス 株式会社
公開番号 特開2003-247163
公開日 2003/9/5
登録番号 特許第4037673号
特許権者 ジ ェ ニ ス 株式会社
発明の名称 電磁波吸収体、およびその製造方法
技術分野 電気・電子、繊維・紙
機能 材料・素材の製造
適用製品 電磁波吸収体
目的 各種用途に使用可能とする電磁波吸収体において、セルロース系繊維体、特に高度化した社会の一つの象徴ともいえる大量の廃棄物の中の古紙、あるいは廃材や樹皮、農産副次物である籾殻や藁等といった類いのセルロース系繊維体までも容易く原材料とすることが可能であって、しかも極めて安価且つ効率的に生産することができる新規な構造からなる電磁波吸収体、およびそのための新規な製造方法を提供する。
効果 資源の再利用(古紙や繊維クズ、稲藁、籾殻等のセルロース素材)に適しており、現代社会の有害電磁波の反射ではなく、吸収による人体への影響を防止する素材として、極めて応用範囲が広いものとなる。また、製造過程において、大気汚染を来す虞れは全くなく、また火災の発生を防止でき、作業の安全性が確保でき、効率よく炭素を生成することができる。
技術概要
 
燐酸等の燐化合物か、燐化合物と硫酸、硫酸アンモニウム、硼酸、またはそれらの誘導体の何れか一つあるいは二つ以上との混合物かの何れかから成る添加液を含浸状としたセルロース系繊維体が、活性雰囲気下、略100°Cないし750°C程度の温度範囲内での設定温度と添加液濃度とに応じて処理時間を制御して加熱処理され、セルロース系繊維体の炭化残渣を増加させた保形セルロール系炭化物からなる電磁波吸収体である。セルロース系繊維体は、最も代表的なものとして新聞紙や雑誌類等の古紙や使い古しの段ボール紙や、ハニカム構造、パルプモールドやウェッジ構造のもの等といった特殊構造のセルロース系繊維シート状または板状体であって、処理前の特殊構造のままで保形セルロール系炭化物にすることを目的とするもの等もその対象とするものであるが、その他、建築現場や製材所、木工加工所、木材陸揚げ埠頭等から大量に発生する廃材や木屑、あるいは稲作農家等からの籾殻や藁等々といった、その他のセルロース系繊維体全般についても対象とし得る。
実施実績 【試作】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【改善】
改善効果1 略100℃から250℃の炭化前処理を、時間をかけ変形を抑制しながらの炭化をすることも選択可能であり、その温度帯での加熱処理によるものでは、応用範囲に適した立体成型炭化品の形状保持が容易になる上、一旦、低温で炭化することにより、セルロース自体からの高温熱処理に比べ、高温での熱処理時の変形を少なくすることができる。
改善効果2 セルロース素材の柔軟性を一部残したままの炭化、電磁波吸収素材の作成が可能であるため、作成した電磁波吸収炭化シート等を他の立体素材に接着、挟み込み、埋没等の処理が可能である。なお、この柔軟特性は、セルロース系繊維体が紙よりも布の方が高くて有望である。
改善効果3 この電磁波吸収体、およびその製造方法は、現代病の一つにもなり兼ねない有害電磁波による被害を、電磁波吸収特性によって安価且つ確実に防止可能にするものとして、日夜大量に発生する古紙を始めとする廃棄物を、全くダイオキシン等の有害副産物の生成なしに簡便且つ確実に処理して有効活用するようにする手段として高い評価がなされ、関連部署から十分な信頼を得ることになって、広範に渡って採用、普及していくものになることが予想される。

登録者情報

登録者名称 ジェニス株式会社

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
Copyright © 2018 INPIT