出願番号 |
特願2008-513292 |
出願日 |
2007/4/27 |
出願人 |
学校法人慶應義塾 |
公開番号 |
WO2007/126052 |
公開日 |
2007/11/8 |
登録番号 |
特許第5177427号 |
特許権者 |
学校法人慶應義塾 |
発明の名称 |
蛍光性化合物及びそれから成る標識剤 |
技術分野 |
電気・電子 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
標識材料(ラベル化色素)、染色色素、生体関連物質の認識プローブ |
目的 |
高い光耐久性、高い蛍光量子収率、鋭い吸収スペクトルを持ち、かつ、長波長領域の蛍光を発し、モル吸光係数が高い新規な蛍光性化合物及び標識剤としての用途の提供。 |
効果 |
本技術の蛍光性化合物は、蛍光波長が長いので、これを標識剤として用いた場合、生体組織や血液、脂質や水といった生体物質の存在下でもこれらの光学的妨害を受けることなく測定できる。さらに低エネルギーかつ高い光浸透性といった利点から、生体深部組織のイメージングへの応用が可能である。 |
技術概要 |
本技術の蛍光性化合物は、一般式[I]で表される化学構造を有する。一般式[I]中、R↑1とR↑2は互いに協働して、イオウ、酸素、窒素及びリンから成る群より選ばれる少なくとも1個のヘテロ原子を含む5員若しくは6員のヘテロ環を形成するか又はヘテロ環を形成しない場合には互いに独立に水素原子若しくは化合物の蛍光を阻害しない任意の基を表し、同様に、R↑6とR↑7も互いに協働して、イオウ、酸素、窒素及びリンから成る群より選ばれる少なくとも1個のヘテロ原子を含む5員若しくは6員のヘテロ環を形成するか又はヘテロ環を形成しない場合には互いに独立に水素原子若しくは化合物の蛍光を阻害しない任意の基を表わす。そして、(1)R↑1とR↑2、及び、(2)R↑6とR↑7、の少なくともいずれか一方はヘテロ環を形成する。このヘテロ環により、蛍光が長波長化される。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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