出願番号 |
特願2006-069789 |
出願日 |
2006/3/14 |
出願人 |
独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
公開番号 |
特開2007-244250 |
公開日 |
2007/9/27 |
登録番号 |
特許第5024777号 |
特許権者 |
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
発明の名称 |
細胞動態の観察装置 |
技術分野 |
金属材料、有機材料、その他 |
機能 |
検査・検出、加熱・冷却、接着・剥離 |
適用製品 |
細胞(生細胞、固定化細胞、微生物、動植物の組織)を収容するチャンバー内での細胞動態を観察するための装置、細胞を収容するチャンバーを有する装置を用いたチャンバー内での細胞動態を観察するための方法 |
目的 |
高分解能の油浸対物レンズによる生きた細胞などの細胞の長時間連続観察および刺激に対する瞬時から長時間にわたる反応の観察が可能なチャンバー付き細胞動態の観察装置と観察方法を提供する。 |
効果 |
本発明によれば、長期間にわたる培養環境の維持ができて細胞の顕微鏡観察が可能となる。また、光学顕微鏡による高解像度の長時間観察が可能となる。さらに、チャンバーを使用することにより培養細胞などの生きた細胞の刺激などに対する瞬時から長期に及び反応の継続的な観察が可能となる。例えば、細胞の特定物質に対する長期間にわたる応答反応、特定物質が培養細胞に与える一連の挙動等を正確に且つ確実に記録することができる。これにより、生物、医薬、バイオテクノロジーの研究において、より信頼性の高いデータを得ることができる。 |
技術概要 |
熱伝導性の基板と基板に設けられたチャンバーと、チャンバーに培地を供給するための培地貯留部とを有し、チャンバーは基板に形成された開口部の壁部と開口部の上端開口を閉塞し得るガラス板、またはアクリル板の透明板と開口部の下端開口を閉塞し得る周囲にシリコーン系処理剤が塗布されたフッ素樹脂系テープが貼り付けられているカバーガラスによって形成される。さらに、培地貯留部からチャンバーへ培地を供給し得る流路を有し、チャンバー内に供給された培地を排出する排出流路を有するチャンバー内での細胞動態を観察する装置である。そして、薬剤を入れた注射シリンジに装着した注射針を流路の入口からチャンバー内へ挿入し、チャンバー内における観察視野の所定箇所に薬剤を添加する工程を包含する細胞動態の観察方法である。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
実施権条件 |
平成10年6月29日付特総第1173号特許庁長官通達「特許権等契約ガイドライン」に基づき、案件ごとに協議のうえ決定。 |
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