出願番号 |
特願2003-427312 |
出願日 |
2003/12/24 |
出願人 |
独立行政法人放射線医学総合研究所 |
公開番号 |
特開2005-185328 |
公開日 |
2005/7/14 |
登録番号 |
特許第4284411号 |
特許権者 |
国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 |
発明の名称 |
ファントム及びファントム集合体 |
技術分野 |
生活・文化 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
ファントム及びファントム集合体 |
目的 |
ファントムの持ち運びを容易に行えると共に、X線のビーム形状に合わせてファントムの長さを自由に調整できるだけでなく、ファントム同士を強固に連結でき、放射線がファントムをすり抜けることもなく、正確なX線CTの線量評価を行えるようにしたファントム及びファントム集合体を提供する。 |
効果 |
嵌合部が形成されたファントムを複数個互いに連結したり、切り離したりすることにより、ビーム形状が小さなものからコーンビームのようなビーム形状が大きなものに対しても被ばく線量の測定を精度よく行うことができる。また、ファントムの運搬時、保管時には、結合されたファントムを小さな個々のファントムにばらばらに分解することにより、ファントムの運搬、保管を容易に行うことができる。 |
技術概要
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図1は、X線CT装置及びファントム集合体であり、図2は図1中のファントム集合体を示す分解斜視図である。図3は各円柱体ファントムを組み立てた状態で示す縦断面図である。図4は各円柱体ファントム及び各円筒体ファントムを組み立てた状態で示す縦断面図である。図1に示すように、患者が横たわるベッド3には、人体にみたてたアクリルからなるファントム集合体1を載置し、この状態でX線CT装置2からのX線をファントム集合体1に照射することにより、人体へのX線の被ばく線量を測定している。図2及び図3に示すように、ファントム集合体1は、第1の円柱体ファントム11、第2の円柱体ファントム12、12、12及び第3の円柱体ファントム13を有している。さらに、図2及び図4に示すように、ファントム集合体1は、第1の円筒体ファントム21、第2の円筒体ファントム22、22、22及び第3の円筒体ファントム23も有している。さらに、ファントム集合体1は、図3、図4に示すように、円柱の棒状体からなる複数のスティック31、32及び線量測定器33を有している。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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