出願番号 |
特願2005-172476 |
出願日 |
2005/6/13 |
出願人 |
独立行政法人放射線医学総合研究所 |
公開番号 |
特開2006-351233 |
公開日 |
2006/12/28 |
登録番号 |
特許第4385150号 |
特許権者 |
国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 |
発明の名称 |
Hモード・ドリフトチューブ線形加速器 |
技術分野 |
電気・電子 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
Hモード・ドリフトチューブ線形加速器 |
目的 |
Hモード・リフトチューブ線形加速器、特にIH型線形加速器及びCH型線形加速器の設計において入射部のギャップ電圧を設計電圧通りとなるように調整することであって、そのように調整したHモード・ドリフトチューブ線形加速器を提供する。特に、入射部の最初の数個のギャップの電圧のみを上げることによって電圧分布の調整を行うことであり、そのように調整したHモード・ドリフトチューブ線形加速器を提供する。 |
効果 |
シャント抵抗及びQを低下させることなく共振器の入射電圧分布、特に、入射部の最初の数個のギャップ電圧を上げるように設計したHモード・リフトチューブ線形加速器を提供することができる。 |
技術概要
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共振器の入射部のドリフトチューブの外径を大きくすること、入射部のドリフトチューブの内径を小さくすること及び入射部のドリフトチューブの曲率半径を小さくすることの何れかの組み合わせによって入射部のドリフトチューブ間の容量を増やし、それによって入射部の最初の数個のギャップ電圧を上げる。図1に示した72ギャップモデルに対して、入射部の容量を上げるため、図2に示したように最初の6ギャップに関してドリフトチューブ外径を従来の28mmから32mmに変更した。このモデルに関して3次元電磁場計算を行った結果を、図1と同様なグラフを示す図3において、曲線B1で示す。曲線Aで示す軌道計算で求められた電圧分布に対して、入射部全体の電圧が上昇した他、入射部の最初の数個のギャップの電圧も局所的に増加している。図1は従来のIH型線形加速器における軌道計算で求められた電圧分布と3次元電磁場計算で得られた電圧分布を示すグラフである。図2はIH型線形加速器の概略斜視図、図3は図2のIH型線形加速器における軌道計算で求められた電圧分布と3次元電磁場計算で得られた電圧分布を示すグラフである。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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