出願番号 |
特願2006-063471 |
出願日 |
2006/3/9 |
出願人 |
独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
公開番号 |
特開2007-236290 |
公開日 |
2007/9/20 |
登録番号 |
特許第4843338号 |
特許権者 |
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
発明の名称 |
作物の生育方法 |
技術分野 |
その他 |
機能 |
制御・ソフトウェア、検査・検出、環境・リサイクル対策 |
適用製品 |
土壌凍結温度制御工程を含む作物(イモ、マメ、ムギ、牧草)の生育方法 |
目的 |
簡易な方法により土壌温度を推定し、適切な土壌温度又は土壌凍結深に制御を行うことによって作物を効率的に生育させる方法を提供する。 |
効果 |
本発明によれば、土壌温度を実測することなく除雪・圧雪・堆雪という作業により土壌温度を制御することができるので、病原虫等の発生を防いだり後作する作物に合わせた適切な土壌環境が得られる。また、土壌凍結深の制御を行うことができるので、イモの野良生えや病害虫の発生を防ぎ、気候に左右されることなく後作する作物に合わせた農地管理を行うことが可能になる。さらに、土壌温度制御のために農地に入るタイミングを知ることができるので、土壌温度・土壌凍結深を所定の値に制御することができる。 |
技術概要 |
収穫後、作付けまでの間に畑地の表層下所定深さの温度を所定の温度に制御する温度制御工程を含む作物の生育方法であり、その温度制御工程は除雪工程、圧雪工程、堆積工程のいずれか一又は二以上の組み合わせを含む。さらに、土壌温度を実測することなく、また新たに装置等を設置することなく除雪・圧雪・堆雪という作業により土壌温度を制御することができるので、病原虫等の発生を防いだり、後作する作物に合わせた適切な土壌環境を得ることができる。なお、「収穫後、作付けまでの間」とは同一の畑地において一の作物の収穫後に次の作物を作付けするまでの間、「所定深さ」とは温度の制御を行いたい土壌の表層からの深さ、「所定の温度」とは制御したい土壌温度で、例えば地表下30cmの深さの土壌温度を−1℃に制御したり、地表下10cmの深さの土壌温度を−2℃に制御したりすることをいう。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
実施権条件 |
平成10年6月29日付特総第1173号特許庁長官通達「特許権等契約ガイドライン」に基づき、案件ごとに協議のうえ決定。 |
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