出願番号 |
特願2003-098456 |
出願日 |
2003/4/1 |
出願人 |
独立行政法人 宇宙航空研究開発機構 |
公開番号 |
特開2004-004025 |
公開日 |
2004/1/8 |
登録番号 |
特許第3697484号 |
特許権者 |
独立行政法人 宇宙航空研究開発機構 |
発明の名称 |
磁力支持天秤装置における動的力評価システム |
技術分野 |
その他 |
機能 |
機械・部品の製造、検査・検出 |
適用製品 |
磁力支持天秤装置における動的力評価システム |
目的 |
模型に作用する動的力を磁気に力によって釣り合い支持させる風洞設備における磁力支持天秤装置において、磁場と磁気相互作用による力との膨大な計算を行うことなく模型の空力特性を計算・評価可能にして、天秤機能を効率的に利用することを可能にする、磁力支持天秤装置における動的力評価システムを提供する。 |
効果 |
数学モデルとしての同定は、一度の試験のデータに基づいて、入力としての指令電流値と出力として計測される風洞模型の位置及び姿勢角との間の入出力関係から求めることができる。また、得られた数学モデルに基づいて、風洞模型の位置又は姿勢角、指令電流、若しくはそれら両者を用いて、動的力(空気力、モーメント)を求める計算途中には、コイルが作る磁場と風洞模型に搭載されている磁石との相互作用によって生じる力を計算しないので、計算が短時間で済み、リアルタイムで風洞模型に働く動的力を評価することができる。 |
技術概要
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風洞模型を磁気支持コイルに流される指令電流に基づいて発生される磁場と風洞模型内に搭載された磁石との磁気相互作用で生じる磁気力によって風洞内に浮揚支持する磁力支持天秤装置において、指令電流と風洞模型の位置又は姿勢角との間における制御対象の伝達関数を数学モデルとして同定し、風洞模型に働く動的力を、同定された伝達関数に基づいて風洞模型の位置又は姿勢角、及び指令電流の少なくとも一方に対応した値として評価することから成る磁力支持天秤装置における動的力評価システムである。また、このシステムでは、数学モデルは、風洞模型の位置又は姿勢角に入力として既知の目標値を与えたときの、目標値、模型の位置又は姿勢角の出力、及び指令電流値のデータに基づいて求める。図1は風洞模型の磁力支持天秤装置における動的力評価システムの構築のためのフローチャート、図2は既存システムにおける風洞模型の磁力支持天秤装置における動的力評価システムの関係を示すブロック図である。図3は、磁力支持天秤装置における別の動的力評価システムの関係を示すブロック図である。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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