超音波式エアデータセンサ
- 開放特許情報番号
- L2007007453
- 開放特許情報登録日
- 2007/11/30
- 最新更新日
- 2015/10/28
基本情報
出願番号 | 特願2003-055386 |
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出願日 | 2003/3/3 |
出願人 | 独立行政法人 宇宙航空研究開発機構 |
公開番号 | |
公開日 | 2004/9/24 |
登録番号 | |
特許権者 | 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 |
発明の名称 | 超音波式エアデータセンサ |
技術分野 | 輸送 |
機能 | 機械・部品の製造、検査・検出 |
適用製品 | 超音波式エアデータセンサ |
目的 | 低速度領域から比較的高速度領域の計測が可能で、なおかつ広い気流角度に対応できる航空機用の対気速度計測装置、並びに高い製作精度が必要な部品が不要で、測定精度が高い気象観測用の風向風速気温計測装置を実現できる可動部が存在しない超音波エアデータセンサ・プローブを提供する。 |
効果 | 従来装置の持つ高速度域では気流が乱れてノイズを発生するという構造上の欠陥を改善することができ、測定の安定性を高める。また、気流角度によっては対気速度50m/s以下の領域であっても計測できない場合があるという不具合を解消し、乱流の発生を低減させる。 |
技術概要![]() |
図1はエアデータセンサ・プローブを航空機用に具体化した形状であり、Aは前方からの正面図であり、Bは側面図である。図2はエアデータセンサでの気流測定原理図である。基体1に4本の支持棒11、12、13、14を軸の先端部が互いに平行で軸芯が四角形の各頂点に位置するように植設し、その先端部は流線形状として超音波送受信機支持部となっている。航空機の対気速度計測に適用する場合、機体に対して流速方向は前方から後方に向かう成分が主となる。したがって、その成分を検出するために超音波送受信機は前後方向に位置を違えた配置を必須とし、送受信軸に合わせて設置するために、超音波送受信機の表面はX軸に垂直な面とは傾斜することになる。このため、支持棒の先端を流線型状にしたうえで、その表面と前記超音波送受信機の表面が平行で滑らかにつながるような超音波送受信機の配置とする。そして超音波を送受信する複数個の伝搬経路を形成させて流体の流速成分が重畳される伝搬時間情報を基にその流体の流速成分を3次元情報として計測する。図3はエアデータセンサを広域気象観測システムに応用した例を示す図である。 |
イメージ図 | |
実施実績 | 【無】 |
許諾実績 | 【無】 |
特許権譲渡 | 【否】 |
特許権実施許諾 | 【可】 |
アピール情報
導入メリット | 【改善】
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登録者情報
登録者名称 | |
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その他の情報
関連特許 |
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