薄膜展開構造物、そのための薄膜展開方法、並びに薄膜展開ユニット及び薄膜展開システム

開放特許情報番号
L2007007435
開放特許情報登録日
2007/11/30
最新更新日
2015/10/28

基本情報

出願番号 特願2002-302695
出願日 2002/10/17
出願人 独立行政法人 宇宙航空研究開発機構
公開番号 特開2004-136759
公開日 2004/5/13
登録番号 特許第3944571号
特許権者 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
発明の名称 薄膜展開構造物、そのための薄膜展開方法、並びに薄膜展開ユニット及び薄膜展開システム
技術分野 輸送
機能 機械・部品の製造
適用製品 薄膜展開構造物、並びに薄膜展開ユニット及び薄膜展開システム
目的 巻き取られた薄膜筒から宇宙環境下で電磁波反射膜又は電磁波収束膜として使用される展開用の薄膜を繰り出したり巻き取る際に、薄膜筒や展開薄膜の弛みを回避しつつ薄膜を保持可能とし、展開薄膜の姿勢を平坦状態や弛み状態に変更可能とし、また、展開薄膜を交換して、しかも電磁波反射装置や電磁波集束装置として適用可能な薄膜展開構造体、そのための薄膜展開方法、並びに薄膜展開ユニット及び薄膜展開システムを提供する。
効果 薄膜の巻戻し状態のときに押さえ具によって薄膜を押圧することで、薄膜筒から延びている展開薄膜の端部分が押さえ具によって薄膜筒の最外周部に押されて支持される状態となり、巻取り部材に巻き取られている薄膜や展開されている薄膜が弛むことなく安定保持することができる。また、押さえ具による押圧状態のまま巻取り部材と押さえ具とを巻取り部材の中心回りに同期して回動することにより、巻取り部材に巻き取られている薄膜筒から延びる展開薄膜の角度を変えることができ、薄膜の展開姿勢が可変になる。
技術概要
図1は薄膜展開方法及び薄膜展開ユニットを示す概略断面図であり、(A)は薄膜の支持状態を示す概略図、(B)は薄膜の姿勢変更の様子を示す概略図である。薄膜展開ユニット1は、図1(A)に示すように、薄膜5を薄膜筒6として巻取り可能な巻取り部材3と、薄膜筒6の最外周部6aを押さえることが可能な押さえ具4とを備えている。巻取り部材3は、巻取り軸の形態を有している。巻取り部材3の回りに筒状に巻き取られた薄膜5は、薄膜筒6の最外周部6aから接線状に繰り出されて延びており、繰り出される直前の部分が押さえ具4によって薄膜筒6の最外周部6a上の一箇所で押さえられることで、薄膜5の支持状態が得られている。薄膜5の他端は、適宜の支持手段によって支持されている。押さえ具4によって薄膜5を薄膜筒6に押圧状態とすることによって、薄膜筒6の弛みや、展開されている薄膜(展開薄膜)2の弛みを防止している。図2は、図1に示す薄膜展開ユニットによる薄膜の繰出しを説明する概略図、図3は薄膜展開システムを示す。図4は、薄膜展開システムにおける暴露表面を交換する概念図である。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【改善】
改善効果1 この薄膜展開ユニットによれば、薄膜の少なくとも一端側で薄膜を繰り出すか巻き取ることができ、巻き取られた薄膜筒を外方から押圧する押さえ具で薄膜筒や展開薄膜の弛みを防止することができ、更に巻取り部材と押さえ具とを共に回転することで、展開薄膜に負荷を与えて薄膜の展開姿勢を変更することができる。
改善効果2 この薄膜展開システムによれば、薄膜の両端において薄膜展開ユニットを備え、薄膜展開ユニット間の距離、基準面からの高さ、巻取り部材と押さえ具との回転角度を変更することにより、使用開始前の収納状態から展開状態まで薄膜展開に関して幅広い柔軟なシステムを提供することができる。
改善効果3 薄膜展開構造物によれば、得られた構造物として、多様な電磁波反射装置や電磁波集束装置に適用可能である。しかも、薄膜等の物資の頻繁な補給や人的対応に頼ることなく、大面積の薄膜展開物を実現すること、薄膜展開物の薄膜を自主的・定期的に交換すること、そして薄膜展開物の機能や品質を低コストで常に維持することができる。また、薄膜展開物に負荷をかけることや、その負荷により薄膜展開物の展開形態を任意に変化し、制御することが可能となる。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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