境界層プロペラと層流翼を備えた航空機

開放特許情報番号
L2007007427
開放特許情報登録日
2007/11/30
最新更新日
2015/10/28

基本情報

出願番号 特願2002-248029
出願日 2002/8/28
出願人 独立行政法人 宇宙航空研究開発機構
公開番号 特開2004-082904
公開日 2004/3/18
登録番号 特許第3845726号
特許権者 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
発明の名称 境界層プロペラと層流翼を備えた航空機
技術分野 輸送
機能 機械・部品の製造
適用製品 境界層プロペラと層流翼を備えた航空機
目的 偵察機に好適なように推進効率が高く、騒音が低く、レーダ反射面積が小さいプロペラをもち、かつ翼型の最小圧力位置を後半に置き広い層流領域を確保し、さらに剥離を防ぐ翼型を提供する。
効果 推進効率が向上され、反射面積の小さいことによりステルス性の向上をはかることができる。直径の小さいプロペラを多数配置するものであるから、航空機の脚を低くすることができ軽量化にも有利となる。また、遮音壁で囲繞された発電機を備え、プロペラを発電機の電力で電動機によって先端回転速度が200m/Sオーダーの極めて高い回転数で駆動させることにより、伝搬に伴う減衰率が高い高周波としてプロペラ機の騒音発生量を抑制するとともに、音源であるプロペラを多数配置したことにより互いの音波の干渉により騒音をキャンセルさせる。
技術概要
図1は無人偵察機の説明図、図2は無人偵察機の電源の説明図である。機体に対し長い寸法に設計された無人偵察機の主翼5はその後縁に小さな径のプロペラ1およびこれを駆動する電動機2を分散して多数装備する。このプロペラ1と電動機2の配置形態は図中部分拡大図で示されているように主翼5の後縁位置に隣接するプロペラが互いに干渉しないように適当間隔で配設される。胴体6の中央内部にはガソリンエンジン3と発電機4が装備される。図中7は空気取り入れ口であり、8はカメラや各種センサ等の観察機材、そして9は尾翼である。図2に示すように、電動機2を回すための電力はガソリンエンジン3によって発電機4を稼動させることで得るようにし、このガソリンエンジン3と発電機4および、大気に放出する排気の音を消す容量の大きな大型のマフラーは遮音壁内に密閉形態で収納されることにより、遮音効果を持たせるようにした。この遮音壁には電動機2に給電するための出力電力のケーブルが貫通し、エンジン用の給/排気路が取りつけられる。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【改善】
改善効果1 プロペラの直径をCバンドレーダの電波波長以下とすることにより、電波との干渉を少なくすることができ、原理的にレーダに捉え難くすることができる。さらに、広い層流領域を確保しつつ後縁での剥離を抑えることができる。これによって、航空機の空気抵抗を低く抑えると共に、流れの遅い境界層の中でプロペラを駆動させることによって推進効率を高くすることができる。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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