出願番号 |
特願2002-100541 |
出願日 |
2002/4/2 |
出願人 |
独立行政法人 宇宙航空研究開発機構 |
公開番号 |
特開2003-293702 |
公開日 |
2003/10/15 |
登録番号 |
特許第3981721号 |
特許権者 |
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 |
発明の名称 |
単翼列多段タービン |
技術分野 |
機械・加工 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
多段タービン |
目的 |
タービンの構造を単翼列のみから成るコンパクトな構造に構成し、製造コストの上昇を回避し、メンテナンスの作業性も低下させることなく、多段動翼列を持つ多段タービンと同様の効率的な動力の取出しを可能にする単翼列多段タービンの提供。 |
効果 |
一つのタービン動翼列を多段動翼列と同様に使用できる結果、単段の動翼列によって、高圧力、小流量の作動流体のエネルギーを有効に動力に変換することができる。また、個々の構成要素は従来構造のものであり、その配列と組み合わせを変えたのみで、多段動翼列と同様の作動が簡単な構造で得られ、タービンの構造をコンパクトに構成し、製造コストを上昇させることなく容易に製作可能である。 |
技術概要
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この技術による単翼列多段タービンは、単列の動翼列、動翼列の一側から動翼列の周方向の一部に作動流体を流入させる供給ダクトと、動翼列を通過した作動流体が排出される排出側ダクト部、動翼列の一側に作動流体を戻す戻しダクト部、及び戻しダクト部に接続し動翼列の周方向に互いにずらせた位置にて作動流体を動翼列に供給する流入側ダクト部を有する少なくとも一つの循環ダクトと、最後の循環ダクトを通じて戻り動翼列を通過した作動流体を排出する排気口とからを備える。そして、動翼列を回転羽根の先端に取り付け、作動流体から動翼列に取り出した動力によって回転羽根を駆動している。この単翼列多段タービンでは、作動流体は、単列の動翼列の一側に設けられた供給ダクトを通じて動翼列の周方向の一部に流入し、動翼列を通過し、動翼列を通過した後、循環ダクトによって動翼列を通過する循環行程を少なくとも一度繰り返す。動翼列を通過する毎に作動流体の圧力が低下するが、その低下分に見合って流体が持つエネルギーが動翼列の回転力として取り出されるようになっている。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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